ともに学び、ともに実践、ともに輝こう--建設職人自らが日ごろの取り組みや思いをプレゼンテーションする建設職人甲子園の第2回全国決勝大会が21日、千葉市美浜区の幕張メッセイベントホールで開かれた=写真。予選を勝ち抜いてきた2社がそれぞれの仕事や仲間、家族への熱い思いをぶつけあった結果、神奈川地区代表の絆(相模原市、関直人社長)が最優秀に選ばれた。
2015年4月に第1回大会が開催された建設職人甲子園は建設業界の主役である“職人”が、自らの魂や価値、魅力、技術を同じ志を持つ仲間とともに社会を巻き込みながら新たな職人の価値の創造を目指し、各社がプレゼンテーション形式で壇上で熱い思いを発表するもの。2回目となる今回は、全国7地区の予選から選ばれた絆と、東京地区代表の向井建設の2社がファイナリストとして登壇。それぞれの社員が、仕事への情熱や誇りを込めた主張には会場から拍手が贈られ、厳しい労働環境や取り返しがつかない失敗、仕事と家庭の両立に苦悩する姿に共感の涙を誘った。
また、会場に設けられた職人体験エリアには、多くの親子連れが訪れ、塗り壁やカンナ削り、ロープぶら下がりなどを体験。ミス職人コンテストやお笑い芸人、著名アーティストによるコンサートなど多彩な催しを通じて職人同士の交流の輪を広げた。
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