六興電気が2016年7月に創設した「奨学金支援制度」が、若手社員から好評を博している。工事職の新入社員を対象に、奨学金返済に充てる手当てを毎月の給与に上乗せ支給するもので、1月現在で20人が利用中だ。支援を受けている社員からは「毎月の返済の助けになる」といった声が上がっている。
同制度では、月々の奨学金返済額を最大2万5000円まで会社が補助する。新入社員のほか、入社5年未満の新卒者も活用できる。
同社担当者は「社会人になっても、奨学金の返済が滞っている人が年々増加しているという記事を目にし、会社として何らかの支援をしたいと考えた。若手社員の長期定着や優秀な学生の確保につながれば」と制度導入の目的を話す。
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