2017/01/26

【学校キャラバン】かんながけからロボットスーツ、VRも体験! 大谷口小6年生が技術にびっくり


 国土交通省や建設業団体などで組織する建設産業戦略的広報推進協議会(事務局・建設業振興基金)は21日、さいたま市立大谷口小学校で「学校キャラバン」を開催した。6年生約90人がかんながけ、ロボットスーツ「HAL」の装着など体験した。

 体育館で生徒らは、アキュラホームのブースでかんながけやくぎ打ち、大和ハウス工業のブースでHAL装着や狭小空間点検ロボットの操作を体験。JM(東京都千代田区)のブースではスタッフがUAV(無人航空機)で記念撮影したほか、生徒らはゴーグルを装着してバーチャルリアリティーを体験したり、3Dプリンターの説明を受けた。関東地方整備局は建設産業についてパネルを使って解説した。

服装点検を練習

 教室では、大和ハウス工業埼玉支社の根本希美さんが現場の1日の流れや家が建つまでなどを講話。その後、ヘルメットや安全帯を装着した生徒らは服装点検を練習した。根本さんは「女性の監督は少ないが必要。建設現場の魅力を知ってもらえればうれしい」と呼び掛けた。
 最後に同省の木村実土地・建設産業局建設市場整備課長は「建設業を身近に感じてくれたらありがたい」と語った。生徒代表の本多隆童さんは「今の技術や昔から続いている技術に驚き、建設業が気になりました」と感想を述べた。
 学校キャラバンは、建設業界の役割やものづくりの素晴らしさを直接語りかけ、交流するプログラム。通算で13回目(16年度4回目)となる。
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