奈良県建築士会(渕上徳光会長)は11日、奈良県景観デザイン賞2016の受賞作品を発表した。まちづくりや地域の景観をリードする優れた建築物などに贈られる知事賞・建築賞には「Good job! Center KASHIBA,Good Job! Center Studio」が選ばれた。このほか4賞を選定、3月11日に奈良県が開催するなら景観フォーラムの中で表彰式を行う。
同賞は、奈良県の景観を魅力的にしている建築物や工作物の設計・施工者や活動をたたえ、景観についての周知を目的として実施している。今回は応募のあった47件の中から、1次審査で絞った10件を現地審査し、各賞作品を選考した。審査は長坂大京都工繊大教授を委員長とする審査委員会が担当した。
受賞作品は次のとおり((1)建築主(2)設計者(3)施工者、敬称略)。
〈知事賞・建築賞〉
▽Good job! Center KASHIBA,Good Job! Center Studio(香芝市下田西)=(1)わたぼうしの会(2)一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h(3)大倭殖産、浅利工務店。
〈景観調和賞〉
▽多摩美術大学奈良古美術セミナーハウス(奈良市窪之庄町)=(1)多摩美術大学(2)多摩美術大学環境デザイン学科岸本研究室(岸本章)(3)松井建設。
〈ランドスケープ賞〉
▽SAKURAの家(生駒市俵口町)=(1)上田雅也(2)井上久実設計室(井上久実)(3)伊藤嘉材木店。
〈リノベーション賞〉
▽陰影を生む小屋(葛城市北花内)=(1)松村泰徳(2)松村泰徳建築設計事務所(松村泰徳)(3)外装・Yoshikawa、幕・梶谷テント商会、松村泰徳建築設計事務所。
〈活動賞〉
▽郵便名柄館・郵便庭園(御所市名柄)=(1)御所市(2)名柄館・畿央大人間環境デザイン学科三井田研究室、庭園・日本設計(木村智)(3)ゴセケン。
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