共同カイテック(東京都渋谷区、吉田建社長)は、神奈川県大和市の神奈川技術センターで中学2年生の職場体験学習を実施した。中学生の受け入れは創業以来初めて。大和市立引地台中学校からの依頼を受け、19日と20日の両日、男子生徒5人に絶縁加工などの作業を教えた。地域貢献の一環として今後も継続する。
同センターは1961年にバスダクトの一貫生産工場として稼働を開始した。電力幹線システムの国内シェア1位を誇る同社の基幹工場として、日ごろから積極的に地域貢献活動を展開している。地元の同中学校は進路指導の一環として、働く意義や仕事を学び、将来の職業を真剣に考える機会にすることを目的に体験学習を実施しており、今回、受け入れ可能企業の中から同社が選ばれた。
職業体験は子どもたちの安全を最優先に、楽しめることも考えて作業を選定した。生徒たちは安全衛生、会社・体験学習の概要説明を受けた後、2つのグループに分かれ、ベースホルダーに絶縁シートを重ね合わせる作業や接続部のワッシャーへの両面テープの張り付け、ジョイントクリップにピンをさす作業を行った。指導に当たった社員の説明を熱心に聞き、真剣に取り組んでいた。
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