■お父さんといっしょ! 「おやじの出番!」に木工教室開催 清水建設
清水建設は、東京都中央区地域家庭教育推進協議会が主催する家庭教育学習会、「おやじの出番!」に協力し、7月26日に同区京橋の本社4階で児童とお父さんを対象とした木工教室を開いた。32組67人の親子が参加し、木工品製作を楽しんだ=写真。
木工教室では同社東京木工場による指導のもと、間伐材を使って物入れや万能ラックを製作。子どもたちはお父さんと協力してのこぎりを挽いたり金槌で釘を打つなど、ものづくりを楽しんだ。最後に、道具の使い方や作品のデザインに優れた子どもを表彰し、会を締めくくった。
■美術館の「裏方」ソリューションを家族が見学 ジョンソンコントロールズ
ジョンソンコントロールズは、社員の家族に仕事内容や職場を知ってもらう「ファミリーデー」を開いている。今夏に全国の10拠点で開催する予定で、7月22日には東京都江東区にある東京都現代美術館で開催。施設内で稼働している同社のソリューションなどを直接見学し、理解を深めた。イベントを通じて従業員やその家族同士の交流を生み、家族の絆や働くことを再認識してもらうことで、ワークライフバランスの改善にもつなげたい考えだ。今夏には総勢約430人の参加を見込んでいる。
22日のファミリーデーは、本社を対象としたイベントで約100人が参加した。美術館のバックヤードツアーを実施して施設内で稼働している同社の製品やシステムによるソリューションを体感してもらい=写真、同社が果たしている業務の役割や事業内容について、家族にもその重要性を伝えた。見学終了後には美術館で開催している企画展や常設展示を楽しみ、夏休みの家族の思い出づくりにも生かした。参加した野村玲温さんは「学芸員の話を聞き、母親が働く会社の空調が美術品を守るために重要な仕事をしているのが分かった」と感想を述べた。
本社以外の拠点でも、同社が施工した施設の見学や職場見学などで、楽しく学べるプログラムにする計画だ。同社はイベントの狙いについて「家族の皆さんに感謝の気持ちを表すと同時に、職場や仕事内容を知ってもらうことで家庭内のコミュニケーションを促進する。それぞれに大切な家庭があることを認識し、働きやすい職場環境をつくることを目指す」としている。
■ヒルズ街育プロジェクト 六本木ヒルズで地震対策を学ぶ 森ビル
森ビルの親子向け教育プログラム「ヒルズ街育(まちいく)プロジェクト」夏のヒミツ探検ツアー7月が27日、開幕した。東京都港区の六本木ヒルズ、アークヒルズ、虎ノ門ヒルズで、8月26日までの期間で全6種類40回のツアーを実施し、小学生の親子を中心に1000人以上が参加する予定だ。文部科学省、港区教育委員会が後援する。
初日となる27日は、六本木ヒルズで「安全と安心のヒミツ探検ツアー」を実施。午前中の部には14組33人が参加し、「逃げ込める街」を実現している六本木ヒルズの安全・安心の取り組みを学んだ。
1000分の1サイズの東京の都市模型を見学した後、六本木ヒルズ森タワーの地震の揺れを低減する仕組みのレクチャーを受けた。
続いて行われたワークショップでは、専用キット「紙ぶるる」を使って、地震の種類によって建物の揺れに違いがあることや、「筋交い」の効果を体感した。
最後に普段は見ることができない制震装置、地震直後被災度推測システムなどがある防災センター、10万食の備蓄を常備する備蓄倉庫を見学した。参加した子どもたちからは「森タワーは安全・安心を考えて街づくりをしていると分かった」「実験で筋交いをつけただけで揺れが少なくなったのでびっくりした」などの声が寄せられた。
■いつか一緒に! 女子小学生16人が「チームなでしこ外環田尻」の現場を見学
日本建設業連合会(中村満義会長)は8月4日、夏休み期間中に女子小中学生と保護者を対象とした「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。第3回となる今回は、大成建設・戸田建設・大豊建設JVが施工する千葉県市川市の東京外環自動車道田尻工事を女子小学生16人とその家族10人が訪れた。
現場で働くなでしこ工事チーム「チームなでしこ外環田尻」のメンバー5人が工事現場を案内した。事務所で説明を受けた後、児童らはハーモニカ工法などが活用される現場を見て回った。入社3年目の石井千晶さんは見学に来た児童と「将来一緒に働けたらうれしい」と呼び掛け、児童の質問にも丁寧に答えていた。工事現場の近くに住むという保護者は「周辺の道が変わったり、トラックなどが通ったりして、何をしているのか気になっていた。子どもたちと現場を見学できてよく分かった」と話していた。
現場見学後には、「未来の工事現場・未来の高速道路」をテーマに子どもたちが絵を描いた。完成した絵は、現場の仮囲いに飾られる。
田尻工事では、外環道と京葉道路の接続ポイントの京葉ジャンクション(JCT)を建設する。外環道本線と京葉JCTランプ部は半地下構造となっており、地上部の既存道路を迂回供用しながら地下で高速道路の躯体を構築する。工事延長は本線部990m、ランプ部3370m。同日現在の工事進捗率は約50%。工事区間を走る京葉道路や市川浦安線の交通制限を最小限にするため、泥土圧シールド工法やハーモニカ工法とアンダーピニング工法を併用するなど複数種類の非開削工法を採用している。
■ホイールローダーと綱引き! 大型建機と触れあえる日本キャタピラーの「ちびっこ建機フェア」
日本キャタピラーは、埼玉県秩父市の秩父ビジターセンターで、第28回「夏休み・ちびっこ建機フェア2015」を開いた=写真。
子ども連れの家族160人が来場し、大型の油圧ショベルやブルドーザーを始めとする各種機械のスペシャルデモンストレーションや、ホイールローダーとの綱引きなどを行い、子どもたちは大きな歓声を上げ喜んでいた。
建機フェアは、子どもたちに日ごろ接する機会がない建設機械の動く様子を間近で見てもらい、車体に触れることで、巨大さ、力強さなどを実感してもらおうと、1988年から社会貢献活動の一環として毎年開催している。29日にも開いたほか、5、6日にも開催する予定だ。
■「感電」「墜落」…女子中高大生が現場の危険を疑似体験 「夏休みお仕事体験in中電工」
中電工は5日、女子中高大生に危険の疑似体験や高所作業車試乗体験を通じて建設業で働く技術者の仕事を理解してもらうことを目的とした夏休み企画「夏休みお仕事体験in中電工」を開催した=写真。参加した女子生徒は、ことし完成した同社安全実習棟を見学するとともに、現場で起こりうる危険を実際に体感した。
同社では、内閣府が取り組む理工系分野に興味がある女子中高大生の進路選択を応援する取り組み「理工チャレンジ(リコチャレ)」と連携して、技術者の仕事に対する理解を促進する活動を展開している。広島市安佐南区の同社研修所内に設置された安全実習棟は、「感電・短絡」「墜落」「転落・転倒」「挟まれ」「交通」「その他」の6テーマに区分し、実際に起こりうる危険を各ブースごとに23種類再現できる。体感実習として「1日」「半日」のコースを設け、学校や建設業関係など多くの希望者を受け入れている。今回の企画では、高所作業車に試乗してもらい、仕組みや高さを体感したほか、安全実習棟のメニューを疑似体験し、女子学生に建設業の仕事を理解してもらう貴重な機会となった。
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清水建設は、東京都中央区地域家庭教育推進協議会が主催する家庭教育学習会、「おやじの出番!」に協力し、7月26日に同区京橋の本社4階で児童とお父さんを対象とした木工教室を開いた。32組67人の親子が参加し、木工品製作を楽しんだ=写真。
木工教室では同社東京木工場による指導のもと、間伐材を使って物入れや万能ラックを製作。子どもたちはお父さんと協力してのこぎりを挽いたり金槌で釘を打つなど、ものづくりを楽しんだ。最後に、道具の使い方や作品のデザインに優れた子どもを表彰し、会を締めくくった。
■美術館の「裏方」ソリューションを家族が見学 ジョンソンコントロールズ
ジョンソンコントロールズは、社員の家族に仕事内容や職場を知ってもらう「ファミリーデー」を開いている。今夏に全国の10拠点で開催する予定で、7月22日には東京都江東区にある東京都現代美術館で開催。施設内で稼働している同社のソリューションなどを直接見学し、理解を深めた。イベントを通じて従業員やその家族同士の交流を生み、家族の絆や働くことを再認識してもらうことで、ワークライフバランスの改善にもつなげたい考えだ。今夏には総勢約430人の参加を見込んでいる。
22日のファミリーデーは、本社を対象としたイベントで約100人が参加した。美術館のバックヤードツアーを実施して施設内で稼働している同社の製品やシステムによるソリューションを体感してもらい=写真、同社が果たしている業務の役割や事業内容について、家族にもその重要性を伝えた。見学終了後には美術館で開催している企画展や常設展示を楽しみ、夏休みの家族の思い出づくりにも生かした。参加した野村玲温さんは「学芸員の話を聞き、母親が働く会社の空調が美術品を守るために重要な仕事をしているのが分かった」と感想を述べた。
本社以外の拠点でも、同社が施工した施設の見学や職場見学などで、楽しく学べるプログラムにする計画だ。同社はイベントの狙いについて「家族の皆さんに感謝の気持ちを表すと同時に、職場や仕事内容を知ってもらうことで家庭内のコミュニケーションを促進する。それぞれに大切な家庭があることを認識し、働きやすい職場環境をつくることを目指す」としている。
■ヒルズ街育プロジェクト 六本木ヒルズで地震対策を学ぶ 森ビル
森ビルの親子向け教育プログラム「ヒルズ街育(まちいく)プロジェクト」夏のヒミツ探検ツアー7月が27日、開幕した。東京都港区の六本木ヒルズ、アークヒルズ、虎ノ門ヒルズで、8月26日までの期間で全6種類40回のツアーを実施し、小学生の親子を中心に1000人以上が参加する予定だ。文部科学省、港区教育委員会が後援する。
初日となる27日は、六本木ヒルズで「安全と安心のヒミツ探検ツアー」を実施。午前中の部には14組33人が参加し、「逃げ込める街」を実現している六本木ヒルズの安全・安心の取り組みを学んだ。
1000分の1サイズの東京の都市模型を見学した後、六本木ヒルズ森タワーの地震の揺れを低減する仕組みのレクチャーを受けた。
続いて行われたワークショップでは、専用キット「紙ぶるる」を使って、地震の種類によって建物の揺れに違いがあることや、「筋交い」の効果を体感した。
最後に普段は見ることができない制震装置、地震直後被災度推測システムなどがある防災センター、10万食の備蓄を常備する備蓄倉庫を見学した。参加した子どもたちからは「森タワーは安全・安心を考えて街づくりをしていると分かった」「実験で筋交いをつけただけで揺れが少なくなったのでびっくりした」などの声が寄せられた。
■いつか一緒に! 女子小学生16人が「チームなでしこ外環田尻」の現場を見学
日本建設業連合会(中村満義会長)は8月4日、夏休み期間中に女子小中学生と保護者を対象とした「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。第3回となる今回は、大成建設・戸田建設・大豊建設JVが施工する千葉県市川市の東京外環自動車道田尻工事を女子小学生16人とその家族10人が訪れた。
現場で働くなでしこ工事チーム「チームなでしこ外環田尻」のメンバー5人が工事現場を案内した。事務所で説明を受けた後、児童らはハーモニカ工法などが活用される現場を見て回った。入社3年目の石井千晶さんは見学に来た児童と「将来一緒に働けたらうれしい」と呼び掛け、児童の質問にも丁寧に答えていた。工事現場の近くに住むという保護者は「周辺の道が変わったり、トラックなどが通ったりして、何をしているのか気になっていた。子どもたちと現場を見学できてよく分かった」と話していた。
現場見学後には、「未来の工事現場・未来の高速道路」をテーマに子どもたちが絵を描いた。完成した絵は、現場の仮囲いに飾られる。
田尻工事では、外環道と京葉道路の接続ポイントの京葉ジャンクション(JCT)を建設する。外環道本線と京葉JCTランプ部は半地下構造となっており、地上部の既存道路を迂回供用しながら地下で高速道路の躯体を構築する。工事延長は本線部990m、ランプ部3370m。同日現在の工事進捗率は約50%。工事区間を走る京葉道路や市川浦安線の交通制限を最小限にするため、泥土圧シールド工法やハーモニカ工法とアンダーピニング工法を併用するなど複数種類の非開削工法を採用している。
■ホイールローダーと綱引き! 大型建機と触れあえる日本キャタピラーの「ちびっこ建機フェア」
日本キャタピラーは、埼玉県秩父市の秩父ビジターセンターで、第28回「夏休み・ちびっこ建機フェア2015」を開いた=写真。
子ども連れの家族160人が来場し、大型の油圧ショベルやブルドーザーを始めとする各種機械のスペシャルデモンストレーションや、ホイールローダーとの綱引きなどを行い、子どもたちは大きな歓声を上げ喜んでいた。
建機フェアは、子どもたちに日ごろ接する機会がない建設機械の動く様子を間近で見てもらい、車体に触れることで、巨大さ、力強さなどを実感してもらおうと、1988年から社会貢献活動の一環として毎年開催している。29日にも開いたほか、5、6日にも開催する予定だ。
■「感電」「墜落」…女子中高大生が現場の危険を疑似体験 「夏休みお仕事体験in中電工」
中電工は5日、女子中高大生に危険の疑似体験や高所作業車試乗体験を通じて建設業で働く技術者の仕事を理解してもらうことを目的とした夏休み企画「夏休みお仕事体験in中電工」を開催した=写真。参加した女子生徒は、ことし完成した同社安全実習棟を見学するとともに、現場で起こりうる危険を実際に体感した。
同社では、内閣府が取り組む理工系分野に興味がある女子中高大生の進路選択を応援する取り組み「理工チャレンジ(リコチャレ)」と連携して、技術者の仕事に対する理解を促進する活動を展開している。広島市安佐南区の同社研修所内に設置された安全実習棟は、「感電・短絡」「墜落」「転落・転倒」「挟まれ」「交通」「その他」の6テーマに区分し、実際に起こりうる危険を各ブースごとに23種類再現できる。体感実習として「1日」「半日」のコースを設け、学校や建設業関係など多くの希望者を受け入れている。今回の企画では、高所作業車に試乗してもらい、仕組みや高さを体感したほか、安全実習棟のメニューを疑似体験し、女子学生に建設業の仕事を理解してもらう貴重な機会となった。
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