2015/08/31

【女子による現場見学会】やりがいが魅力! SKH48(志木市 長谷工-48)が分譲マンション現場を案内

日本建設業連合会(中村満義会長)は28日、埼玉県志木市で「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。見学したのは、長谷工コーポレーションが設計施工を担当するプラウドシティ志木本町工事。児童とその保護者約40人が参加し、足場作業の実演を見学するなど、夏休み最後の想い出作りの場となった。

 なでしこチーム「SKH48」の案内で、おそろいのピンクのヘルメットをかぶり、25tラフタークレーンの試乗や鉄筋結束、鉄筋の持ち上げなどを体験した=写真。児童は普段生活している住居がどのように造られるのかを興味津々で見学し、保護者からは職人に対し配水管に関する質問が飛びだす場面も見られた。見学会後の質疑応答で「仕事は疲れないか」という質問に対し、岩崎夕佳現場監督は「もちろん疲れるが、現場で協力して大きなものを造る達成感は疲れを吹き飛ばすほどのやりがいがある」と話し、ものづくりの魅力を力説した。
 見学した工事の概要は、RC造15階建て4棟延べ3万9245㎡。戸数402戸の分譲マンションで、敷地内に保育施設やスーパー、カフェスペースを併設している。志木駅から徒歩4分の好立地で、ファミリー層をターゲットにした商住一体の複合開発プロジェクトとなっている。工事の進捗率は、同日時点で約45%。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【近畿地整】一番人気のカニクレーンに乗ったよ! 土木の魅力PR「ふれあい土木展」  近畿地方整備局近畿技術事務所は13、14の両日に「ふれあい土木展2015」を開いた。大阪府枚方市の同事務所をメーン会場に、淀川区のスポット会場との2カ所で開催した。土木・建設技術、建設環境技術、災害対策技術などの実演・体験コーナーを設け、産官学の関係者らが連携して土木技術の魅力をアピールした。  13日のメーン会場には、近隣住民や建設業関係者らのほか、小学生約390人と高校生約40人も見学に訪れた。 建設機械や災害対策車を展示し、子ども… Read More
  • 【実習体験記】富士Cで測量、建物診断を学ぶ! 学生48人の建築施工管理実習<下>  建設業における“ものづくり”の能力の空洞化、雇用のミスマッチを防ぐため、施工現場の実務教育が重視されている。富士教育訓練センターが8-9月に実施した「建築施工管理実習(建築系大学)」には、過去最多となる5大学(東洋大、ものつくり大、名城大、立命館大、芝浦工大)から48人の学生が参加し、鉄筋や型枠など最前線の実務を学んだ。多種多様な技術者と技能者が共通目標を持ってものづくりに取り組む大切さを実感し、施工管理技術者として働く将来の姿をイメー… Read More
  • 【CCI茨城】体験学習の集大成! 那珂湊中学校の木造倉庫「湊ハウス」が完成  茨城県魅力ある建設事業推進連絡会議(CCI茨城)がひたちなか市立那珂湊中学校(道口満男校長)で進めていた体験学習の集大成となる木造倉庫「湊ハウス」の完成引き渡し式が26日、関係者らが出席してとり行われた。木造倉庫は校倉(あぜくら)工法で建設され、茨城県建設業協会の青年部組織「建設未来協議会(増子秀典会長)」大宮・大子地区会が中心になって生徒とともに取り組んだ。2年生159人が監督者らの指導のもと10月1日に測量や基礎工事、同21日に組み… Read More
  • 【うみの現場見学会】阪大、大阪市大生らが大阪港内の海洋土木を学ぶ 埋浚協  日本埋立浚渫協会は6日、大阪港で「第17回うみの現場見学会」を開いた。大阪大学と大阪市立大学の学生ら約40人が、港内の施工現場や作業船などを間近に見学し、見学後は活発な質疑応答が行われた。写真は停泊中の作業船。右は既設岸壁。  見学会は、大阪港に面するATC(アジア太平洋トレードセンター)ホールでスタート。学生たちは大阪港の概要や工事内容の説明を受けた後、旅客船に乗り込んで港内を巡り、既設岸壁を延伸する工事現場などを視察した。  冒頭… Read More
  • 【日建協】「高く」「美しく」「強い」ストローハウスを作ってみよう! 久喜東小学校で出前講座  日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、田中宏幸議長)は21日、埼玉県久喜市の市立久喜東小学校で、小学生向けの出前講座を開いた。3-6年生の児童12人が参加し、班ごとに簡易な設計図を作成した上で、ストローとクリップだけのストローハウスをつくり、「高さ」「美しさ」「強さ」を競い、仲間と一緒に1つのものをつくり上げる喜びや役割分担の大切さを学んだ。  司会を務めた中村浩一政策企画局次長は「どんなに大きな建物もたくさんの人が力を合わせて一生懸… Read More

0 コメント :

コメントを投稿