2015/08/18

【ゆるキャラグランプリ】負けられない戦い…! ぐんケンくん、横浜ケンジロー参戦!

毎年、全国で話題を集める「ゆるキャラRグランプリ2015」の投票が17日から始まった。近年、建設業界のマスコットキャラクターが増える中で、ことしは関東甲信8県で10体を超えるエントリーがあり、このうち業界団体では群馬県建設業協会の「ぐんケンくん」、横浜建設業協会の「横浜ケンジロー」の一騎打ちとなる。投票は11月16日午後6時まで。同21日から23日まで開く「ゆるキャラグランプリ2015in出世の街 浜松」の決戦投票を経て順位が決定する。

 「ぐんケンくん」は建設業への理解促進に向け、イメージソング、体操と合わせ、14年6月の総会でお披露目された。幼稚園や工業高校などを訪問し、建設業の魅力をアピールしている。昨年に同グランプリに初エントリーし、最終的に総合部門(1699体)で71位、企業その他部門で17位となった。
 「横浜ケンジロー」は「ぐんケンくん」に先立つ09年1月からイメージキャラクターを公募し、同年5月に応募作品41件の中から選定した。商店街の活性化や区民祭など、さまざまなイベントに参加しており、14年11月に協会の非常勤広報担当に就任し、現在は八面六臂(ろっぴ)の働きを見せている。
 今回は同グランプリで一歩先んじている「ぐんケンくん」に対し、ゆるキャラとしては先輩にあたる「横浜ケンジロー」との戦いに関心が高まっている。横浜は約370万人の人口を擁する日本最大の基礎自治体で、人口約200万人の群馬県には負けられないとの思いも感じられる。一方、グランプリで先を行く群馬県には、昨年の厳しいグランプリを戦い抜き、総合部門で上位5%以内の71位に輝いた実績とそれを実現した県民・業界団体の結束力がある。
 両協会とも既に自らのマスコットへの投票を呼び掛けており、夏休み期間などを通じた活発な投票活動が予想される。どちらの順位が勝るのか。まずは9月28日の中間発表に注目だ。
 このほかにも「ゆるキャラグランプリ2015」には建設関連企業のマスコットキャラクターが多数エントリーしている。

 関東甲信8県の主なエントリーは次のとおり。
 〈千葉県〉ひのきちゃん(ワールドハウス)▽ラクシー君(ラクシー)▽智将ドボくん(地商土木)。
 〈栃木県〉シアリン(武蔵工務店シアラホーム)。
 〈群馬県〉どケンくん(沼田土建)▽まもるくん・かこみちゃん(マチダコーポレーション)。
 〈埼玉県〉もくじぃ(和信ペイント)。
 〈神奈川県〉やるぞう君(朝日建設)▽ヤマネくん(山根工務店)▽代理人くん(ヨコソー)。

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