2015/08/20

【けんせつ小町】着替えも化粧直しもOK! パウダールーム設置の現場を女子小中生が見学 

日本建設業連合会(中村満義会長)は19日、「けんせつ小町活躍現場見学会」を鹿島・西松建設・大豊建設JVが施工する京浜急行大師線連続立体交差事業の第1期第3工区土木工事の現場で開いた。女子小中学生とその家族約40人が参加し、女性職人が操作するラフタークレーンの実演作業などを見学した=写真。

 見学会では現場内に設置した、化粧台やシャワー、トイレなどを完備する女性専用のパウダールームも紹介。鹿島JVの根岸範明所長は「女性社員の要望を聞き導入した」と説明した。ハード面から働きやすい環境を整備することで、女性入職を促進することも狙いとしている。工事係の野上早織さんは「パウダールームがあることで、仕事終わりのPTA活動や買い物などに行きやすい」と話し、参加した保護者の関心を集めていた。
 大師線連続立体交差事業は、川崎市の京急川崎駅から小島新田駅間の大師線全長約5㎞を地下化する工事。第3工区では、産業道路駅区間の183.5mを担当する。事業の効果を早期に発現させるため、東門前駅から小島新田駅間の約980mで段階的に地下化工事を行い、交通量の多い産業道路踏切の渋滞解消を図る。
 同工事の進捗率は同日現在で約70%。
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