2015/08/24

【建築士会富山】家具転倒を駆逐せよ! 「かぐてんぼう隊とやま」が出動

富山県建築士会富山支部(山本幹史支部長)は、大規模地震時の防災対策として、高齢者世帯を対象に家具の転倒防止策を講じる活動に乗り出す。希望世帯を訪問し、食器棚などを金物で固定、転倒による事故を未然に防ぐ。初年度となる今回は、30日と9月5日の2日間、総曲輪地区の5世帯で行う。

 地震災害で家具転倒による事故が多いことを踏まえ、支部の公益事業の一環として実施する。会員の中から希望者20人で「かぐてんぼう隊とやま」と称する組織を設立し、活動に当たる。
 70歳以上の高齢者の世帯を対象に希望を募り、居間や寝室の家具を固定する。1軒当たり2000円の諸費用と固定金物の実費は各世帯が負担する。火災報知機の設置にも応じるという。山本支部長は「今回初めてということもあって、PRも不足し希望世帯が少ないが、潜在ニーズはかなりあると思う」と述べ、来年度も継続していく考えだ。
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