新潟県教育委員会などによる「2015年度県立専門高校メッセ」が11日、新潟県長岡市のアオーレ長岡で開かれた。若い力がみなぎる中、建設業団体として初出展となる新潟県建設業協会(本間達郎会長)と新潟県建設専門工事業団体連合会(近喜男会長)がものづくりの魅力を積極的に発信した。
新潟建協は企業ブースの一角で、社会資本整備の目的や建設企業が地域に果たす役割などを伝えるため、パネル展示やDVD放映を展開した。異形ブロックの模型に対する関心は特に高く、2人の男子中学生は知恵を出し合いながら、真剣な面持ちでそれを組み上げていった。
新潟建専連では、新潟県鉄筋業協同組合(新鉄協)青年部が鉄筋の結束などを実演。会場の出入り口付近であったことから、多くの中、高校生が足を止め、高い技術力にくぎ付けになっていた。
手作業での結束を体験した女子高生は「難しすぎる」「ちょっと意味が分からない」と漏らしながらも、青年部の“イケメン”からの指導に熱心に耳を傾けていた。ただ、鉄筋用結束機の説明に入ると、「ずるい」「最初からそれを使ってくださいよ」と不満が続出。それを近くで見ていた大人たちに「苦労を学ぶことも大事」とたしなめられていた。
新鉄協青年部の新沢和成氏(新和工業代表)は今回の出展に手応えを感じつつ、「専門工事業が国民生活と密接していることを少しでも分かってもらえれば」と話している。
同メッセは、工業科などの県内専門高校が一堂に会し、中学生とその保護者らに日ごろの教育成果を披露するのが狙い。専門学科への理解を深めてもらうとともに、将来設計をより描きやすくするため、建設業、製造業などの民間企業も参加した。今回は約1630人が来場。高校生などの出展側を合わせて約2200人が集まった。
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新潟建協は企業ブースの一角で、社会資本整備の目的や建設企業が地域に果たす役割などを伝えるため、パネル展示やDVD放映を展開した。異形ブロックの模型に対する関心は特に高く、2人の男子中学生は知恵を出し合いながら、真剣な面持ちでそれを組み上げていった。
異形ブロック積みに挑戦する男子中学生 |
手作業での結束を体験した女子高生は「難しすぎる」「ちょっと意味が分からない」と漏らしながらも、青年部の“イケメン”からの指導に熱心に耳を傾けていた。ただ、鉄筋用結束機の説明に入ると、「ずるい」「最初からそれを使ってくださいよ」と不満が続出。それを近くで見ていた大人たちに「苦労を学ぶことも大事」とたしなめられていた。
新鉄協青年部の新沢和成氏(新和工業代表)は今回の出展に手応えを感じつつ、「専門工事業が国民生活と密接していることを少しでも分かってもらえれば」と話している。
同メッセは、工業科などの県内専門高校が一堂に会し、中学生とその保護者らに日ごろの教育成果を披露するのが狙い。専門学科への理解を深めてもらうとともに、将来設計をより描きやすくするため、建設業、製造業などの民間企業も参加した。今回は約1630人が来場。高校生などの出展側を合わせて約2200人が集まった。
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