2014/12/03

【北海道新幹線】「H5系」車両の試験走行がスタート 厳冬期の走行チェック

2016年春の開業を目指す北海道新幹線の新青森~新函館北斗間で、「H5系」車両の試験走行が1日、スタートした=写真。試験車両は午後1時20分ごろ、函館総合車両基地(七飯町)から走行を開始し、同2時20分ごろに新函館北斗駅に到着した。

 北海道旅客鉄道(JR北海道)などによると、15年3月1日までの間に60日程度の試験走行を予定しており、奥津軽いまべつ~新函館北斗間(約110㎞)を1日1~3往復する。厳冬期の走行で線路や信号設備が正常に機能するかなどを点検する。今月中旬ごろから走行速度を上げ、同月中に最高時速の260㎞に到達する予定だ。
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