2015/10/24

【ザ・ガラス】セントラル硝子の国際建築設計競技、最優秀はスイスのメディナさん、レイノルズさん組


 セントラル硝子が主催する第50回国際建築設計競技の最終選考が17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、最優秀賞はスイスの設計事務所に勤務するヴァッレ・メディナさんとベンヤミン・レイノルズさんの作品が受賞した。

 コンペ課題は「ザ・ガラス」。136点の応募があり、同日に1次選考を通過した7作品が最終選考に進んだ。節目の50回を迎えたことから、優秀賞を1枠増やし、アルメニア共和国出身のクリスティーン・アブラハミャンさん、鹿島の風間健さんと齊藤彰吾さん、フリーランスの山本至さんと山下設計の稲垣拓さんの3作品を選んだ。

最優秀作品

 公開審査後にあいさつした審査委員長の山本理顕氏は「難しいテーマであったと思うが、ガラスとしての新しい素材の提案をどう表現できるかが審査のポイントになった。審査委員がガラスという素材が作り出す場面をみたいかどうかで差が出た。遠い未来を見据えた最優秀作には大きな期待も込めた」と説明した。
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