2015/10/13

【きんでん】77選手が腕比べ! 技術・技能発表大会・NW工事は奈良、電力通信は和歌山支店が最優秀


 きんでんは8日、兵庫県西宮市のきんでん学園で第47回電力本部技術・技能発表大会を開いた。前田幸一社長を始め社員ら約740人が参加し、77人の選手が秋晴れの下で日ごろ培った技術を競い合った。ネットワーク工事の部は奈良支店チーム、電力通信工事の部では和歌山支店チームが最優秀賞に輝いた。

 大会は、安全最優先の浸透や技術・技能の伝承を目的に毎年開催している。開会式では、大会会長の大西良雄取締役専務執行役員電力本部長が「ことしも社内研修行事として開催するが、これまで受け継がれてきた『きんでんブランド』をより盤石なものにするという目的は変わらない。一致団結したチームワークと卓越した施工力に期待している。選手の皆さんは各支店を代表して参加している。その誇りを胸に、すばらしい大会にしてもらいたい」とあいさつした。
 課題説明後、京都支店チーム作業指揮者の垣尾良昭氏が選手宣誓して競技がスタート。多くの社員の声援を受け、各チームの選手は大きな声を出し合って相互確認し、安全基本ルールを順守しながらもスピーディーに作業を進めていった。

電力通信工事の部

 「ネットワーク工事の部」は8人構成の7チームがエントリー。きんでん学園に常設されている電柱などを使い、高圧引込開閉器新設工事に伴う低圧負荷分割と2世帯住宅への引込低圧線の新設工事を行う課題に挑戦した。作業時間は120分。審査の結果、最優秀賞は奈良支店チーム、優秀賞は姫路支店チーム、優良賞は滋賀支店チームとなった。
 「電力通信工事の部」には7チーム(各チーム3人)が参加。作業時間90分で、既設クロージャへの光ケーブル取り付け、既設クロージャ間における切り替え接続、架空ケーブル撤去などを行う作業に取り組んだ。最優秀賞は和歌山支店チーム、優秀賞は滋賀支店チーム、優良賞は神戸支店チームだった。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【成田空港】シャトルを待たなくてもOK 第2PTB連絡通路があす供用  成田国際空港(NAA)が建設を進めている第2旅客ターミナルビルの本館とサテライトをつなぐ連絡通路=写真=が27日、供用を開始する。設計は日建設計・梓設計JV、建築は大林組が担当した。  シャトルシステム乗降所で待つことなく、本館とサテライト間を移動できるようになる。  連絡通路は出発・到着動線となり、幅約6.5m、長さ約220mの規模。ムービングサイドウオークを併設している。柱や窓枠を極力減らし、開放感を感じさせるデザインとなる。  昼… Read More
  • 【日本道路】これが凍結抑制舗装! 青森市の中学3年生が東京本社で体験学習  日本道路の本社(東京都港区)で14日、中学生の職場訪問学習があり、修学旅行中の青森市立戸山中学校3年生の9人が舗装の仕組みや道路の造り方などを学んだ=写真。青森県を始めとする寒冷地域で効果を発揮する凍結抑制舗装や発電機能を持った舗装用発電床なども体験した。  冒頭、同社の中原大磯技術研究所長は、「道路は皆さんの生活に密接にしており、生活しやすいようにいろいろな取り組みをしている。日本道路の仕事を見て、進路など今後に役立ててほしい」とあい… Read More
  • 【働きかた】初の女性部長職、魅力あるロールモデル目指す 清水建設プロジェクト設計室長・鳥山亜紀さん  医療施設の設計チームを束ねる重要ポストで、同社では2人目の女性部長職となる。しかし、実は入社時点では一般職だった。「当時はまだそういう時代だった」と振り返る。3年後、試験を受けて総合職に転換し、今に至るまでキャリアを積み重ねてきた。  ここにきて、「女性が活躍できる環境が急速に整ってきた」との印象がある。会社で働く人々の意識改革が進んだ点も大きい。このため、「(女性がステップアップできるかどうかは)本人次第。チャンスは男女平等にあり、も… Read More
  • 【YAESU HONEY】鹿島と八重洲ブックセンターの蜂蜜、採れたよ! ミツバチと本と都市をつなぐ  鹿島と八重洲ブックセンターは14日、東京都中央区の八重洲ブックセンター本店で、4年目を迎えたミツバチプロジェクト(都市型養蜂)「B-BEEプロジェクト」の今季初となる採蜜を行った。参加者は、巣箱の見学や遠心分離器を使った採蜜を体験し、採れたての蜜を試食した。  このプロジェクトは、書籍(Book)とミツバチ(Bee)をテーマに、生物多様性(Biodiversity)を考える環境イベントを定期的に開き、都市での人と自然の共生に関する情報発… Read More
  • 【賃貸住宅】「壁に色を塗ってもOK!」原状回復を免除するカスタマイズUR 自分で棚を取り付けたり、色を塗ったりできる  都市再生機構は、新たな団地リノベーションの取り組みとして、自分好みに簡単にカスタマイズできる「カスタマイズUR」プロジェクトを始動する。都内にある3つの賃貸住宅を対象に、入居者が好みに合わせて壁紙を張ったり、色を塗ったり、棚を取り付けたりできる壁をリビング・ダイニングに設ける。賃貸住宅の多くが原状回復を原則としている中、その部分の原状回復義務を免除する。  プロジェクトでは、建築設計やリノ… Read More

0 コメント :

コメントを投稿