全国鉄筋工事業協会(全鉄筋、内山聖会長)は17日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで第1回鉄筋技能大会「TETSU-1 GRAND PRIX」を開いた。各地区の代表34人が一堂に会し、鉄筋組み立ての技能を競い合った。最優秀賞の国土交通大臣賞は、飛田鉄筋工業の松田優作氏が獲得した。写真左から川本氏(2位)、松田氏、南氏(3位)。
開会のあいさつに立った館岡正一大会実行委員長は「代表選手に指名されてからの緊張は並大抵のものではないと思う。きょうは選手が主役だ。日ごろの成果を発揮し、最後まで気を抜かず、しっかり取り組んでほしい」と参加者に激励の言葉を送った。
実施課題は、国家技能検定鉄筋組み立て1級問題に「はら筋」を追加。採点基準は全鉄筋が独自に作成したもので、まさしく日本一の鉄筋工にふさわしい内容となった。1位は飛田鉄筋工業(協同組合東京鉄筋工業協会)の松田氏、2位の国土交通省土地・建設産業局長賞を吉岡鋼業(愛媛県鉄筋業協同組合)の川本竜一氏、3位の全国鉄筋工事業協会長賞を富田興業(関西鉄筋工業協同組合)の南昌宏氏がそれぞれ受賞した。
内山会長は「このような迫力と緊張感は久しぶりで、とても楽しい日となった。大会をぜひ継続していきたい」と選手をねぎらい、大会を締めくくった。
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