2015/10/14

【毎日が誇りまみれ!】PR誌、DVD、ポスターも 地域建設業の魅力を発信  秋田県空衛協ら


 秋田県空調衛生工事業協会(阿部公雄会長)と仙北建設業協会(佐藤吉博会長)は、県建設部の建設業担い手確保育成支援事業の一環として、それぞれ地元建設業の魅力を伝える地域密着型のガイドブックやDVD、ポスターなどを作成した。現場の第一線で活躍している地元出身若手技術者のインタビューなどが盛り込まれている。両団体は地元の高校や大学、ハローワークなどに配布している。

 建設部建設政策課では、建設業労働者の高齢化や若年者の減少による担い手不足を受けて、担い手確保育成支援事業の一環として、地元建設団体などによる建設業の魅力発信活動を支援している。
 県空調衛生工事業協会が作成したガイドブック『空調衛生工事の仕事』は、空気調和衛生設備と給排水衛生工事業の役割や工事内容のほか、会員企業、関係資格などを紹介。さらに管工事業の重要性と魅力を余すところなく伝える同タイトルのDVDも作成した。
 仙北建設業協会のまちづくり現場レポート『毎日が誇りまみれ。』は、トンネル工事や除雪業務などの取り組みを紹介するとともに、地元高校出身者が建設業の魅力、やりがいに加えて、未来の後輩へのメッセージを伝える内容となっている。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【東京道路清掃協】五輪おもてなしも災害復旧も 地域の“守り手”が支える道路ネットワーク  地域の守り手は、工事を主戦場とする建設企業だけではない。事故の原因にもなり得る落ち葉やごみを取り除く道路の清掃も“守り手”である建設企業の仕事だ。道路清掃は夜10時から朝6時までという夜間作業が基本となる。街が眠っている深夜帯だけに人目につくことは少ないが、経済活動の根幹である道路ネットワークはこの地道な仕事に支えられている。写真はロードスイーパーへの体験試乗に喜ぶ見学者  東京23区における都道を中心に道路清掃を担っているのが『東京… Read More
  • 【神建協】7高校にヘルメット寄贈 現場見学会で活用を  神奈川県建設業協会(小俣務会長)は、神奈川県高等学校教科研究会工業部会建設工芸専門部(部長・笹原哲也藤沢工科高校校長)に生徒用の安全ヘルメットを寄贈した。23日に横浜市中区の神奈川県建設会館で、小俣会長が笹原部長に目録と安全ヘルメットを手渡し、学校での実習や現場見学会での活用に期待した。  贈呈後、笹原部長は多大な寄贈に感謝し、「現場見学会などで大切に使わせていただきたい」と礼を述べた。  今回の寄贈は、建設業福祉共済財団からの助成金… Read More
  • 【建コン協】主役はわれわれ! 魅力ある業界とやりがい探る「若手技術者の会」伊藤昌明氏に聞く  建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)が昨年4月に設置した「業界展望を考える若手技術者の会」。同会の発起人であり、代表を務める伊藤昌明氏(オリエンタルコンサルタンツ統括本部人事企画室副室長)は、「今年度中に将来ビジョン案の策定を目指しているが、つくるだけでは意味がない。若手世代で共有をしたい。全国の若手技術者を集めた討論会を行いたい」と意気込む。伊藤代表にこれまでの活動や今後の取り組みなどを聞いた。 --若手技術者の会の発足の経緯を … Read More
  • 【職人祭】宇都宮で「職人キッザニア」!? 児童に専門工事を熟練職人が指南!  栃木県内の専門工事会社13社などで共同企画した「職人祭」が28日、宇都宮市のオリオンスクエアで開かれた。親子連れが来場し、足場の組み立てや溶接、壁塗りなどを体験した。児童の多くは作業に興味深く取り組んだ。  ユウケイ工業(本社・宇都宮市、梅田賢一社長)などが中心となって実施、ことしで2回目となった。栃木県と宇都宮市も後援、「継続的に実施してほしい」といわれている。 スタッフ約50人が足場や倉庫、模擬屋根、板金などを持ち寄って、熟練職人が… Read More
  • 【推進協新潟】「担い手カレンダー」でイベントや記念日がわかりやすい!  産学官で構成する北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会の新潟県部会は、各種取り組みや活動を月日、地域別に分類した「担い手カレンダー」を作成した。  建設産業団体、教育機関、行政機関で実施している現場見学会などが一目で分かるようにまとめたもので、主催者だけでなく、イベントへの参加者などが計画を立てやすくするのが狙い。土木、建築に関連した週間や記念日、過去の大災害の発生日なども併記している。また、各種取り組み、活動が上・中・下越別に分かれて… Read More

0 コメント :

コメントを投稿