東京都建設局は25日、京成押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業の全線高架化記念式典を開いた。都が京成電鉄と進める同事業が完了したことを受けて実施したもので、式典には都や墨田区、京成電鉄の関係者などが出席し、くす玉を開披して事業区間全線の高架化完了を祝った=写真。
式典の冒頭、佐野克彦建設局長は「ことし8月に事業区間全線を高架化し、明治通りなど8カ所の踏切がなくなった。困難な工事を安全かつ無事に、昼夜を問わず進めてくれた京成電鉄と工事関係者に感謝している。今後も、渋滞解消のみならず環境改善、防災性・安全性の向上に取り組んでいく」とあいさつした。
山本亨墨田区長は「移動の円滑化による地域の活性化や都全体の物流が活性化され、大きな経済効果が生み出されると期待している。立体交差化や側道の新設、高架化を通じて、沿線一体となってこれまで以上に発展していくように、全力で取り組んでいく」と語った。
京成電鉄の三枝紀生社長は「本事業の念願である環状4号線を中心とした8カ所の踏切が除却され、鉄道の安全・安定輸送が格段に向上した。京成曳舟駅の全面改築、周辺地域の再開発などにより、まったく新しい街並みに変貌した。沿線住民を始めとする利用者に安全・快適に利用してもらえるよう、サービスの改善に努める」と述べた。
来賓として、国土交通省関東地方整備局建政部の木村孝都市調整官などが祝辞を寄せた。
同事業の事業区間は約1.5㎞。事業費は約336億円。2000年度に事業認可を受け、08年8月から4工区に分けて工事を進めてきた。施工は押上方から順に、第1工区を清水建設・東急建設JV、京成曳舟駅の高架化を含む第2工区が鹿島・奥村組・京成建設JV、第3工区が京成建設・錢高組JV、第4工区は戸田建設・安藤ハザマJVで担当した。
今後は、仮下り線撤去後に幅員約6mの側道を整備するほか、高架下を活用したまちの活性化に取り組む。事業全体の完了は16年度を予定している。
式典の冒頭、佐野克彦建設局長は「ことし8月に事業区間全線を高架化し、明治通りなど8カ所の踏切がなくなった。困難な工事を安全かつ無事に、昼夜を問わず進めてくれた京成電鉄と工事関係者に感謝している。今後も、渋滞解消のみならず環境改善、防災性・安全性の向上に取り組んでいく」とあいさつした。
山本亨墨田区長は「移動の円滑化による地域の活性化や都全体の物流が活性化され、大きな経済効果が生み出されると期待している。立体交差化や側道の新設、高架化を通じて、沿線一体となってこれまで以上に発展していくように、全力で取り組んでいく」と語った。
京成電鉄の三枝紀生社長は「本事業の念願である環状4号線を中心とした8カ所の踏切が除却され、鉄道の安全・安定輸送が格段に向上した。京成曳舟駅の全面改築、周辺地域の再開発などにより、まったく新しい街並みに変貌した。沿線住民を始めとする利用者に安全・快適に利用してもらえるよう、サービスの改善に努める」と述べた。
来賓として、国土交通省関東地方整備局建政部の木村孝都市調整官などが祝辞を寄せた。
同事業の事業区間は約1.5㎞。事業費は約336億円。2000年度に事業認可を受け、08年8月から4工区に分けて工事を進めてきた。施工は押上方から順に、第1工区を清水建設・東急建設JV、京成曳舟駅の高架化を含む第2工区が鹿島・奥村組・京成建設JV、第3工区が京成建設・錢高組JV、第4工区は戸田建設・安藤ハザマJVで担当した。
今後は、仮下り線撤去後に幅員約6mの側道を整備するほか、高架下を活用したまちの活性化に取り組む。事業全体の完了は16年度を予定している。
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