大京と穴吹工務店は7日、東京都立蔵前工業高校の隣接地で進めている「(仮称)台東区蔵前1丁目計画新築工事」で、同校の建築科1年生35人による現場見学会を開いた=写真。
冒頭、同校建築科の米川誠次主任教諭は「毎日の通学時や校舎から隣の工事を観察したり、いまの状況を聞きに来る生徒がいる」ため、見学会を発注者の大京と施工者の穴吹工務店に要望したことを説明した。教室内で大京と穴吹工務店の担当者が、会社や事業、建築計画、工事の進捗状況と今後の予定について説明した。穴吹工務店東日本支社東京支店の野地昭範工事課工事長は「最後に足場を外した時は、何度経験しても、現場監督をやって良かったと思う」と話した。
現場でまだ基礎工事段階の現場を見学した生徒は、「(基礎部は)どれくらい掘るのか」などと担当者に質問したほか、「来週の月曜日に学校に来たら、もうここにタワークレーンが立っている」との説明に歓声を上げていた。
同工事は、RC造14階建て延べ9973㎡の共同住宅(190戸)を建築する。工期は、2016年3月から17年10月の予定。
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