2016/07/14

【働きかた】4年目で待望の現場配属! トンネル工事でやりがいを実感 鹿島中国支店・中村香央里さん


 中国地方整備局発注の鳥取西道路気高第1トンネル西工事の現場に従事する。入社4年目で待望の現場に配属となり充実した日々を送る。「毎日が反省の連続。それでもできなかったことや分からなかったことを克服していくことにやりがいを感じている」と苦労しながらも確実な成長を実感している。

 現場では、トンネル内の覆工とインバート工を担当。「自分で図面から起こした線が次の日には作業員さんの手で仕上がっていく。それを見ているのがうれしい」と話す。「覆工コンクリートの打設一つひとつに私なりの思い出がたくさんある」とタイムスケジュールの管理や調整等の仕事を楽しむことができるようになった。「これからは工程、品質、コスト、環境、安全などいろんな方向から現場を見ていきたい。起こった現象の原因を分析し、正しい対処をする能力を身につけることが最大の目標」という。
 金沢大工学部土木建設工学科を卒業後、東京工大大学院理工学研究科土木工学専攻を修了、入社後は本社土木設計本部構造設計部原子力耐震グループに配属された。地盤や地中構造物の耐震安全性評価検討に携わり、得意先に対する評価結果の説明や外注先のコンサルタントの工程管理、結果の妥当性検証など多くの経験を積んできた。
 趣味は旅行と温泉巡り。現場がある鳥取には温泉が多く「はまっている」と笑顔で話す。社会人になってからスキューバダイビングのライセンスを取得し、沖縄の海にも足を運ぶ。
 1987年6月9日生まれ、北海道出身。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿