日本建築写真家協会(小川泰祐会長)は、創立15周年記念事業の一環で写真集『大阪写新世界』を出版した。
通天閣で知られる大阪・新世界を舞台に、建築物の撮影をなりわいとする協会員39人がそれぞれ現地に足を運び、働く人や観光客、まちなみなどを独自の視点でとらえた写真を1冊にまとめた。巻頭にはノンフィクション作家・井上理津子氏の手によるエッセー「サンクチュアリ新世界」も収録している。
同協会は建築写真の第一人者で文化功労者にも選ばれた渡辺義雄らが中心となり立ち上げた「建築写真家集団」がルーツで、2001年に発足。これまで設立5周年(06年)、同10周年(11年)と5年ごとに記念事業を展開している。
大阪写新世界は鹿島出版会刊、B5判184ページ。価格は1800円(税別)。問い合わせは、同協会事務局・電話03―5459―0160。
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