2016/07/08

【熊本地震】復興の担い手に! 福岡建団連の職業訓練コースで10人が重機オペ目指す


 「建設労働者緊急育成事業」の一環として福岡県建設専門工事業団体連合会(杉山秀彦会長)が行う職業訓練「重機オペレーターコース(熊本)」の入講式が6日、熊本県菊陽町のキャタピラー九州熊本教習センターで開かれた。入講した10人は21日かけて、熊本地震からの復興を担う重機オペレーターを目指す。写真はイメージです

 同事業は厚生労働省の受託事業として建設業振興基金が行う。16ある地方拠点のうち、福岡拠点の同連合会が熊本と、9月開講の福岡、大分での職業訓練を主宰する。
 熊本講習は6日から30日までの21日間で、小型移動式クレーン運転技能講習、フォークリフト運転技能講習、玉掛け技能講習、車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込・掘削)、同(解体)、不整地運搬車運転技能講習の資格を取得。定員10人に対し、熊本県内から28人の応募があった。反響が大きかったため、同連合会は第2回の熊本講習の実施も検討。
 入講式では、杉山会長が講話し、人材が少ない建設業界の現状や建設業のやりがいなどを説明した。
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