東日本高速道路会社とネクスコ東日本リテイル(東京都港区)は、サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の商業施設の新ブランドとして「YASMOCCA(ヤスモッカ)」を積極的に事業展開する。エリアづくりの基本コンセプトの1つである「礎づくり」(サービス向上)の一環で、第1弾として東北自動車道の矢板北PA(上り線)など5店舗を、1日にリニューアルオープンした。今後、2018年度までの3年間で、計56店の店舗展開を予定している。
ヤスモッカは、目的地に向かう限られた休憩時間の中で、食事や買い物などの後に、しっかりとリフレッシュしたい利用者がターゲット。小規模店の特性を生かした家庭的なサービスの提供や、地域にこだわった独自メニューの提供のほか、「地域の隠れた名産品」「定番ご当地土産品」などを販売し、地域の魅力を発信する。そば、うどん、定食のメニューなどを統一する。ドライブ中に使う日用雑貨品なども充実させる。
1日にリニューアルオープンしたのは、東北自動車道の矢板北PA(上り線)、安積PA(上り線、下り線)、東関東自動車道の湾岸幕張PA(上り線)、関越自動車道の谷川岳PA(下り線)の上りと下りを合わせた5店舗。安積PA(同)では、トラックドライバーらに人気のコインシャワーや、ショッピングコーナーを24時間営業する。
今年度は、秋以降に、道央自動車道の岩見沢SA(上り線、下り線)、東北自動車道の北上金ヶ崎PA(上り線、下り線)、矢板北PA(下り線)、常磐自動車道の関本PA(上り線)、北陸自動車道の栄PA(上り線、下り線)、上信越自動車道の小布施PA(下り線)、第三京浜道路の都筑PA(上り線)、保土ヶ谷PA(下り線)の11店舗を追加展開する。
17年度は、道央自動車道の有珠山SA(上り線、下り線)、東北自動車道の金成PA(上り線、下り線)、福島松川PA(上り線、下り線)、大谷PA(上り線、下り線)、都賀西方PA(上り線、下り線)、秋田自動車道の錦秋湖SA(集約)、磐越自動車道の阿武隈高原SA(上り線、下り線)、常磐自動車道の東海PA(上り線)、美野里PA(下り線)、谷田部東PA(上り線)、北陸自動車道の大積PA(上り線、下り線)、名立谷浜SA(上り線、下り線)、関越自動車道の塩沢石打SA(上り線、下り線)、谷川岳PA(上り線)、寄居PA(下り線)、嵐山PA(上り線、下り線)、上信越自動車道の甘楽PA(上り線、下り線)、小布施PA(上り線)、松代PA(上り線、下り線)、横浜横須賀道路の横須賀PA(上り線)の計32店舗を予定している。
18年度は、東北自動車道の花輪SA(上り線、下り線)、阿武隈PA(上り線、下り線)、秋田自動車道の西仙北SA(上り線)、関越自動車道の駒寄PA(上り線)、千葉東金道路の野呂PA(上り線、下り線)の8店舗を計画している。
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