中央省庁の仕事などを子どもたちに知ってもらおうと、夏休み期間中に毎年開かれている『子ども霞が関見学デー』が27日、東京・霞が関の官庁街一帯で始まった=写真。国土交通省のイベントには、昨年に引き続き、建設業団体などで構成する「建設産業戦略的広報推進協議会」も参画。左官職人の技を伝授したり、建設機械の操作を手ほどきするなど、未来の担い手に建設業の魅力をPRした。
同協議会は、ミニショベルによるカラーボールすくいや地上15mに達する高所作業車の試乗、本物の漆喰(しっくい)とコテを使った壁塗りなど、単に見るだけではない体験型のプログラムを用意。子どもたちは、その道のプロに教わりながら真剣に聞き入っていた。
参加した子どもたちは、「実物に触れられて楽しかった」「来年も参加したい」などと感想を話した。保護者からも、「貴重な体験ができる機会となった」などの声があった。
建設業関係のプログラムには日本建設業連合会、全国建設業協会、東京建設業協会、日本左官業組合連合会、東京都左官組合連合会、日本造園組合連合会、日本アンカー協会などが協力している。イベントは28日まで。
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