2016/07/13

【建築学会】集え、80年代生まれの若手! 30年後の都市と建築を探るプロジェクトに参加を 7/31応募締切


 日本建築学会の建築文化事業委員会は、1980年代生まれの若手建築関係者130人が集い、30年後の都市と建築を考えるためのプラットフォームとなる「パラレル・プロジェクションズ」の参加者を募集している。同学会創立130周年を記念し、建築文化週間2016の特別企画として実施する。

 さまざまな専門分野や異なる職能を横断する若い世代の建築関係者の参加を募り、現在取り組んでいるプロジェクトの中から未来の予兆を探るとともに、これからの協働のかたちを見いだすのが狙い。未来に向けた議論を行う「フォーラム」、参加者の現在の活動を紹介する「展示」、コミュニケーションを誘発させる「ウェブサイト」、プロジェクトを総括する「ブック」の刊行という4つのメディアを通して、各自が直面している現在を照射し、パラレルに自走するいくつもの未来をともに描き出すことを目指す。
 対象者は、80-89年生まれで建築教育を受けた、または建築に関する活動を実践している人。学会加入の有無は問わない。
 応募締切日は31日。定員に達した場合、同委員会で選定、8月中旬に通知する。同月末にフォーラムと展示の概要を決定、並行して9月中旬までウェブサイトでの事前議論を進める。フォーラムと展示は10月1日から10日まで、東京都港区の建築会館ホール・イベント広場・建築博物館ギャラリーを会場に開く。ブックの刊行は17年3月を予定している。
 申し込みは特設エントリーウェブサイトから。問い合わせは電子メール(pp_info@aij.or.jp)で受け付ける。
 担当委員は辻琢磨氏(403architecture〔dajiba〕共同主宰)と川勝真一氏(RAD共同主宰)。副担当委員は藤村龍至氏(東京芸大准教授/RAD主宰)と大森晃彦氏(建築メデイア研究所代表)。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【赤レンガ建築賞】真駒内六花亭ホール、箱館奉行所も受賞! 北海道建設部が9/4まで作品募集 北海道建設部は、2015年度(第28回)赤レンガ建築賞の候補作品の募集を開始する。地域社会の発展に貢献する創造性豊かな建築物を表彰する。募集期間は7日から9月4日まで。赤レンガ建築賞1点、赤レンガ建築奨励賞数点を選び、建築主、設計者、施工者の3者を表彰する。画像は平成26年度受賞の「「川のある駅」JR旭川駅」。  表彰式は16年2月上旬を予定している。 問い合わせは道建設部住宅局建築指導課・電話011-231-4111(内線29-471)。… Read More
  • 【参加者募集】8/22、水上バスから信濃川と施設を学ぶ親子見学会 建コン協北陸 建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長)は8月22日、「親子で見学会-船に乗って信濃川の新たな発見と新潟の未来を創造してみよう!-」を新潟市で開く。 社会資本整備の魅力を発信するとともに、子どもたちの将来設計に役立ててもらうのが狙い。  当日は同市中央区のばんだい丸発着所前の広場に集合した後、水上バスに乗り込み、今回のテーマどおり船の上からやすらぎ堤や萬代橋を見学し、それぞれの役割や歴史、構造などに触れる。まちづくりなどに関する講話… Read More
  • 【北海道建設部】「北海道の建設業」に親しみ持てるロゴマークを募集! 10/16まで 北海道建設部は、「北海道の建設業」のロゴマークを募集する。道内建設業をイメージさせ、建設業に親しみが持て、印象に残るシンボルマーク(図)と建設業が果たす役割や重要性などをPRするロゴタイプ(文字)を組み合わせたものを求める。  応募資格はプロ・アマ問わないが、道内居住者に限定する。募集期間は8月17日から10月16日まで。最優秀賞1点、優秀賞2点を選び、副賞として最優秀賞に5万円、優秀賞に5000円を贈る。 建設業が社会資本整備や除雪・災害… Read More
  • 【町屋保存】愛知県津島市で「津島型町家の住宅モデルプラン」の提案募集 10/16まで 愛知県津島市は、本町筋付近の歴史ある町家を地域資源として保存するため「津島型町家の住宅モデルプラン」の提案募集を開始した。8日に現地見学会を開く。希望者は県建築士事務所協会津島支部コンペ委員会に電子メール(2015compe@compe24ma.x0.com)などで申し込む。写真は三養荘。庇が出ているのが江戸町屋の特徴。  応募作品の締切期限は10月16日。10人以内の入選者を対象に12月5日、津島神社参集所で公開審査する。 市は全国に30… Read More
  • 【伊東豊雄】「くまもとアートポリス」で講演会 熊本県立大学大ホールで8/25、無料 熊本県は25日、熊本市東区月出の県立大学大ホールで「建築家・伊東豊雄講演会~これからの公共建築」を開く。午後2時30分開演。無料、定員350人(先着順)。  県は、優秀な建築家やデザイナーの才能・アイデアを結集して、機能とデザインに優れた後世に残る文化的資産を創造することを目的に「くまもとアートポリス事業」を展開している。講演会は人材育成事業の一環として、アートポリスに対する理解を深めてもらうことを目的に開催する。公共建築月間関連行事として… Read More

0 コメント :

コメントを投稿