2016/07/27

【日本サインデザイン賞】最優秀に「利根沼田アカデミー」! 廃校から職人養成校に変身


 日本サインデザイン協会(SDA)の第50回日本サインデザイン賞の最優秀賞に、群馬県沼田市の南郷小学校跡地を活用する職人養成校「利根沼田アカデミー」のサインデザインが輝いた。宮崎桂さん(ケイエムディー代表取締役)のデザインで、作品名は「めざせ!プロフェッショナル、30人の仲間たち」。職人のシルエットが随所に描かれているのが特徴で、廃校だった校舎を蘇らせ、注目を集めていた。

 宮崎さんは今回の作品について、ローコストで最大のパフォーマンスを引き出し、大きく空間を一新することを目標に掲げ、「デザインソースとした『働く30人』は、寝食を共にしながら励む研修生そのものの姿であり、学びの場のモチベーションを高めると同時に、一人ひとりが高いプロ意識をもった職人を目指す養成校の理念を分かりやすく表した」と話している。
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