2016/07/28

【貫通式】施工延長1352m! 京奈和自動道大和御所道路水泥トンネルが貫通


 近畿地方整備局が建設を進めている京奈和自動車道大和御所道路の水泥トンネル工事が貫通し、27日に現地で待望の貫通式が開かれた。施工は竹中土木が担当している。

 水泥トンネルの概要は、施工延長1352m、トンネル(NATM)延長1172m、代表内空断面積77.3m、残土処理工11万1000m3。工事場所は奈良県御所市朝町~五百家地先。
 大和御所道路は、京奈和自動車道のうち大和区間と御所区間で構成される延長27.2㎞の高規格幹線道路。南北のアクセスを向上し、交通渋滞の緩和や沿道環境改善を図る。2016年度末の開通を予定している。
 式典では、同局奈良国道事務所の職員や施工関係者、地元住民ら約70人が参加するなか、最後の掘削作業を行った。貫通すると拍手がわき起こり、一同は万歳三唱した。


 その後、貫通を祝い、鴻野宏志近畿地方整備局奈良国道事務所工務課長、岩田充弘竹中土木大阪本店常務執行役員本店長、同工事の山下裕司作業所長(竹中土木)、大芝隆秋作業所長(木部建設)による鏡割が行われた。
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