日本トンネル技術協会(佐藤信彦会長)は、設立40周年記念事業の一環として安全標語募集とトンネル・地下空間フォトコンテストを実施した結果、安全標語の特選には武藤文夫氏(山梨県)の「みんなで目指す ゼロ災害 進む切羽に 輝く未来」、フォトコンテストは徳川弘樹氏(東京都豊島区)の「中野坂上駅」=写真=が最優秀賞にそれぞれ選ばれた。13日には東京都中央区の同協会で表彰式を開き、佐藤会長が受賞者らに賞状などを手渡した。
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安全標語の受賞者たち |
表彰に先立ってあいさつした佐藤会長は「40周年記念事業を通じて広く国民の皆さまにトンネルに興味を持っていただきたい。今後も身近に感じていただけるような活動を予定している」と述べた。
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フォトコンテストの受賞者たち |
今回は安全標語に293人から666作品、フォトコンテストには345人から634作品の応募があり、前者は特選を含め9作品、後者は19作品が入賞した。どちらも半数以上がトンネル関係者以外の一般からの応募だった。同協会では、8月上旬にも全国のトンネルと生活とのかかわりや掘削工法などともに今回の入賞作品を紹介するパネル展示や親子見学会などを計画しており、「暮らしを支え、夢を叶えるトンネル・地下空間」をテーマに引き続き広報活動に力を入れる。
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