栃木県内の専門工事会社13社などで共同企画した「職人祭」が28日、宇都宮市のオリオンスクエアで開かれた。親子連れが来場し、足場の組み立てや溶接、壁塗りなどを体験した。児童の多くは作業に興味深く取り組んだ。
ユウケイ工業(本社・宇都宮市、梅田賢一社長)などが中心となって実施、ことしで2回目となった。栃木県と宇都宮市も後援、「継続的に実施してほしい」といわれている。
スタッフ約50人が足場や倉庫、模擬屋根、板金などを持ち寄って、熟練職人が児童や保護者に作業の手順などを教えた。
梅田社長は「このイベントは、専門工事のキッザニアのようなもの。とび、左官、塗装、屋根など職人に興味を持ってほしい」と話している。
職人祭の実行委員会では、担い手の確保育成は急務で、職人仕事のすばらしさを訴え、入職者を増やしたい考えだ。
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