2015/07/03

【ポラス学生建築コンペ】最優秀賞は東京理科大大学院の村松佑樹さんらの『衣替えする住宅』

ポラスグループは25日、埼玉県越谷市のポラス本社ビルで「第2回POLUS-ポラス-学生・建築デザインコンペティション」の公開審査会を開いた。
 「時のかさなり」をテーマに全国の大学から応募のあった447作品から選ばれた5グループが発表し、最優秀賞は東京理科大大学院の村松佑樹さん、山本大地さん=写真左=による『衣替えする住宅』、優秀賞に大分大大学院の山崎基弘さん、村上大昴さん、大堂麻里香さんによる『つもる蔵詩』がそれぞれ受賞した。

 審査委員長の建築家の青木淳氏は「世の中の現実に対し、どのようなアプローチを具現できるかを審査した。審査が辛口になったのは、もっと良い方向になるよう伝えたかったからだ」と講評した。最優秀賞の『衣替えする住宅』は、住居の壁面を衣服に見立て、季節に応じた空間の活用を提案するアイデアが評価された。
 その他の入賞者と作品名は次のとおり(敬称略)。
 ▽ひとつにもなれる家(横浜国立大大学院)=吉田智大、市古慧▽5月のツバメは空を渡る(芝浦工大大学院)=守屋真一、門井慎之介、荒武優希▽NEXT ROOF GARDEN(日本大)=洞口由宇。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿