新潟藤田組(本社・新潟市、藤田直也社長)と加茂川漁業協同組合(相川義弘代表理事組合長)は23日、生態系保全と洪水対策の重要性を伝える取り組みとして、同社が施工する河川工事の現場で小学生による稚魚の放流を行った=写真。ヤマメ約2500匹が信濃川を元気よく泳ぎだすと、子どもたちは水面に目を向け、順調な成育を願った。北陸地方整備局信濃川下流河川事務所が協力した。
信濃川水系河川整備計画に基づいて、信濃川下流域の流下能力を高めるために高水敷を掘削する、山島新田地区河道掘削工事(新潟県加茂市川西地先)の現場を会場とした。
新潟県加茂市立須田小の4年生12人、加茂西小の5、6年生20人の計32人が到着すると、同事務所の小野伊佐緒三条出張所長が工事概要を説明。2011年7月に発生した新潟・福島豪雨での到達水位なども合わせて紹介し、その高さに児童は驚いた表情を見せていた。
続いて、加茂川漁協の相川組合長が魚の専門家としての観点から自然保護を訴えた。
その後、児童は3グループに分かれて、信濃川に稚魚を放流したほか、同社社員の指導の下、同工事で支障物となった伐採竹を利用し、竹とんぼを作って飛ばした。また、建設重機(バックホウ)を見学した。
小野所長は、今回のイベントを通じ「小学生が水害に対する関心を抱いてくれ、非常に意義深かった」と話している。
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信濃川水系河川整備計画に基づいて、信濃川下流域の流下能力を高めるために高水敷を掘削する、山島新田地区河道掘削工事(新潟県加茂市川西地先)の現場を会場とした。
新潟県加茂市立須田小の4年生12人、加茂西小の5、6年生20人の計32人が到着すると、同事務所の小野伊佐緒三条出張所長が工事概要を説明。2011年7月に発生した新潟・福島豪雨での到達水位なども合わせて紹介し、その高さに児童は驚いた表情を見せていた。
続いて、加茂川漁協の相川組合長が魚の専門家としての観点から自然保護を訴えた。
その後、児童は3グループに分かれて、信濃川に稚魚を放流したほか、同社社員の指導の下、同工事で支障物となった伐採竹を利用し、竹とんぼを作って飛ばした。また、建設重機(バックホウ)を見学した。
小野所長は、今回のイベントを通じ「小学生が水害に対する関心を抱いてくれ、非常に意義深かった」と話している。
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