中部国際空港会社は9日、同空港南側の立体駐車場近接地に建設する複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームス)の概要を発表した。ボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の屋内展示を核とした飲食・物販施設で、規模はS造3階建て延べ約1万㎡。設計は日建設計が担当。施工者選定を経て2017年4月にも着工し、18年夏のオープンを目指す。画像は完成予想
展示する飛行機は、ボーイング社から寄贈を受けた。歴史的価値のある機体を屋内展示し、子ども向けの教育コンテンツなども併設する。
同日、東京都内で記者会見した友添雅直中部国際空港社長は「子どもたちに航空機産業に対して夢を抱いてほしい。エンターテインメント性を高め、何度も来場してもらいたい」と話した。
商業施設は、シアトルを中心とした米国の雰囲気を演出し、シアトルブランドの店舗も誘致する計画だ。飛行機の翼の下で飲食できるフードコートなどを整備する。
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