西日本高速道路関西支社は9日、2016年度末の開通を目指し、京都府域で工事が進められている新名神高速道路(城陽JCT~八幡JCT)の工事現場見学会「なるほど!高速道路発見」を開いた。京都府立田辺高校工学探求科および機械技術科の1年生計約70人が参加し、大型重機を使った盛土工事や床版工事などを見学した。
見学会は同社と京都府が11年8月に結んだ地域活性化包括連携協定に基づき実施した。
はじめに城陽市寺田で工事が進められている城陽ジャンクション(仮称)工事(下部工=奥村組土木興業、上部工=IHIインフラ建設・IHIインフラシステムJV)の現場を見て回った。舗装前のランプ高架橋に登り、同社の業務紹介や新名神高速道路の事業概要、高速道路の整備効果について説明した。
また、2班に分かれ、プレストレスト・コンクリートの実物を見ながら強度の確認や橋脚を支えるコンクリートの構造について、現場職員から説明があった。
この後、バスで京田辺市大住の木津川橋(仮称)工事(下部工=大林組、上部工=三菱重工鉄構エンジニアリング・宮地エンジニアリング・日本橋梁JV)の現場に移動し、架設工事の状況を見学した。
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