2016/11/11

【西日本高速】田辺高校生70人が「なるほど!高速道路発見」に参加! 盛土、床版工事を見学


 西日本高速道路関西支社は9日、2016年度末の開通を目指し、京都府域で工事が進められている新名神高速道路(城陽JCT~八幡JCT)の工事現場見学会「なるほど!高速道路発見」を開いた。京都府立田辺高校工学探求科および機械技術科の1年生計約70人が参加し、大型重機を使った盛土工事や床版工事などを見学した。

 見学会は同社と京都府が11年8月に結んだ地域活性化包括連携協定に基づき実施した。
 はじめに城陽市寺田で工事が進められている城陽ジャンクション(仮称)工事(下部工=奥村組土木興業、上部工=IHIインフラ建設・IHIインフラシステムJV)の現場を見て回った。舗装前のランプ高架橋に登り、同社の業務紹介や新名神高速道路の事業概要、高速道路の整備効果について説明した。
 また、2班に分かれ、プレストレスト・コンクリートの実物を見ながら強度の確認や橋脚を支えるコンクリートの構造について、現場職員から説明があった。
 この後、バスで京田辺市大住の木津川橋(仮称)工事(下部工=大林組、上部工=三菱重工鉄構エンジニアリング・宮地エンジニアリング・日本橋梁JV)の現場に移動し、架設工事の状況を見学した。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【成田空港】シャトルを待たなくてもOK 第2PTB連絡通路があす供用  成田国際空港(NAA)が建設を進めている第2旅客ターミナルビルの本館とサテライトをつなぐ連絡通路=写真=が27日、供用を開始する。設計は日建設計・梓設計JV、建築は大林組が担当した。  シャトルシステム乗降所で待つことなく、本館とサテライト間を移動できるようになる。  連絡通路は出発・到着動線となり、幅約6.5m、長さ約220mの規模。ムービングサイドウオークを併設している。柱や窓枠を極力減らし、開放感を感じさせるデザインとなる。  昼… Read More
  • 【日立建機】マシンコントロールバックホウ「ZX200X-5B」を投入! 生産性・品質・安全性向上  日立建機は、情報化施工ソリューションの中核となるICT(情報通信技術)油圧ショベル「ZX200X-5B」を開発した=写真。6月からレンタルを開始し、11月から販売する。3次元情報に基づいてフロント作業を半自動制御でき、生産性と品質の向上が期待できる。一方、測位衛星を捕捉できない現場や小規模工事向けに、2次元仕様も用意した。  ZX200X-5Bには、独自の「マシンコントロール機能」とオペレーターをナビゲートする「マシンガイダンス機能」を… Read More
  • 【土木】洪水との戦いは終止符を打つ! 「越後平野の守り神」3代目大河津分水可動堰 越後平野の治水の要、大河津分水。河川土木技術の粋(すい)に支えられながら、90年以上にわたって流域の人命・財産を守り続けてきた。「信濃川の歴史は洪水との戦い」と言われた時代が、いまやかすみつつある中で、その成り立ちと役割をひも解くとともに今後の展開を追った。  3代目となる可動堰などの完成を祝う大河津分水可動堰改築事業の竣工式が6月29日、現地の新潟県燕市五千石地先で開かれた。中原八一国土交通大臣政務官や大河津分水改修促進期成同盟会長の篠田… Read More
  • 【現場最前線】夜6時間の戦い 工夫積み重ねて挑む東京外環・高州高架橋(鋼上部工)工事 2017年度の開通を目指して工事が進んでいる東京外かく環状道路東側区間。現在、三郷南ICから千葉県市川市の東関東自動車道高谷までの延長15.5㎞全線で工事が最盛期を迎えている。東日本高速道路関東支社さいたま工事事務所が担当する区間は三郷南IC~江戸川左岸の3.5㎞、今回取材した高州高架橋約2㎞は国道上に橋梁架設を行う狭小作業ヤードでの施工や国道の交通規制を伴う夜間架設など過酷な条件に挑んでいる。  高州高架橋(鋼上部工)工事(埼玉県三郷市… Read More
  • 【東北地整】職員が開発した〝油圧ショベル用アタッチメント〟が創意工夫功労者賞を受賞!  東北地方整備局の職員2人が開発した「大型土のう遠隔操縦設置装置の考案」が2016年度文部科学省大臣表彰の創意工夫功労者賞を受賞し、18日に同局で伝達式が行われた。  受賞したのは北上川ダム統合管理事務所管理第一課の佐藤哲也機械係長と、東北技術事務所施工調査・技術活用課の伊藤秀樹氏の2人で、磁力で玉掛け・玉外し作業ができる大型土のう遠隔操縦設置を考案した。  バックホウのクレーン機能を利用し、両フック仕様・先端かみ合わせ形状の磁力を備え… Read More

0 コメント :

コメントを投稿