2016/11/22

【土木学会】あなたは橋派?鉄道派? 土木コレクション@新宿駅西口広場、11/24まで


 土木学会(田代民治会長)は21日から24日までの4日間、東京都新宿区の新宿駅西口広場イベントコーナーで、「土木コレクション2016 あなたは橋派?鉄道派?」を開いている。初日となる21日のオープニングセレモニーでは、田代会長、西倉鉄也東京都建設局長、土木広報戦略会議土木の日実行担当の五道仁実国土交通省官房技術審議官がテープカットを行った。

 田代会長は「明治以降、日本をつくってきた土木技術者の思いを感じ取ってくれたらうれしい。このイベントを通じて、インフラの重要性、土木技術者の役割を理解してほしい」とあいさつした。
 また、西倉鉄也局長が「先代の土木技術者たちが残した偉業は、その多くが今なお重要なインフラとして生きている。われわれは、その偉業を忘れず、大切に受け継いでいかなければならない」と述べた。
 会場では、橋と鉄道に焦点を当て、明治期や昭和初期の先人たちが手書きで作り上げた図面、関東大震災からの復興に使われた歴史的価値の高い図面、土木界が保有する歴史資料、写真など普段目にすることができない各種コレクションを展示しているほか、新宿駅立体模型を初公開している。
 また、都建設局による「東京 橋と土木展」も同時開催しており、関東大震災の復興事業で架けられた橋にスポットを当て、同局が所有する当時の貴重な図面や写真、永代橋・蔵前橋の模型、長寿命化工事で設置した永代橋の支障の実物大模型などを展示している。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿