東京都江戸川区の東京メトロ東西線葛西駅高架下にあるメトロ文化財団地下鉄博物館で、東京地下鉄の特別展「東西線と東葉高速鉄道線との相互直通運転20周年展」が開会した。
営団地下鉄東西線(現東京メトロ東西線)と東葉高速鉄道線が1996年4月に相互直通運転を開始して20年を迎えたことを記念し、東葉高速鉄道が建設に至った経緯を始め、当時の建設状況、その後の輸送人員、沿線開発などを、詳細な歴史年表や写真、パネル、貴重な工事パンフレットによって分かりやすく紹介している。
東西線の西船橋~東葉勝田台間延伸は、72年の都市交通審議会答申を受け、営団地下鉄が免許申請をしたが、関係機関の調整によって建設主体が第三セクター「東葉高速鉄道株式会社」になった。84年の着工から11年9カ月後の96年4月に同区間16.4㎞が開業。東西線は、開業日から東葉高速鉄道線と相互直通運転を開始した。
特別展の期間は2017年1月15日まで。開館時間は午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)。休館日は毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)。入館料は大人210円、子ども100円。
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