北海道経済産業局は、2016年度の「北国の省エネ・新エネ大賞」受賞者を発表した。大賞は、留寿都村と北海道大大学院工学研究院の「寒冷地におけるゼロ・エネルギー・ビルを目指した地域共生型施設-るすつ子どもセンターぽっけ-」=写真=が共同受賞した。啓発部門は該当がなく、有効利用、節電、開発・製造・普及の3部門で企業4社を選出した。表彰式は12月1日午後1時から京王プラザホテル札幌で行う。
同賞は低炭素社会の実現に向け、エネルギーの開発や有効利用、普及啓発に努めた企業や団体、個人を表彰する。
大賞以外の受賞者の取り組み内容は、次のとおり。
〈有効利用部門 優秀賞〉
▽大成建設札幌支店=北国の特性を最大限活用した超省エネルギービルにおけるZEB化リニューアルの実現。
▽ホリ=北海道開拓おかき製造工場からの廃食油を利用したバイオマス発電機の導入。
▽萬世閣=定山渓万世閣ホテルミリオーネ温泉熱を利用した省エネルギー事業。
〈節電部門 優秀賞〉
▽トヨタ自動車北海道=コンプレッサー運転効率向上による省エネ。
〈開発・製造・普及部門 優秀賞〉
▽同=工場用LED照明開発による省エネ推進。
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