清水建設北陸支店(山口眞樹執行役員支店長)は17日、金沢市の玉川こども図書館に外国語の子ども用絵本370冊を寄付した。
社会貢献活動の一環として2009年度から実施、同社の国際支店の協力を得ながら世界各地から絵本を集め、今回も含めたこれまでの寄贈数は1122冊に上る。
支店を代表して同館を訪れた松本範幸総務部長は「いろいろな国の絵本を通じて、子どもたちが世界を広げてもらえればありがたい」と述べた。これに応え、同館の明星敏浩館長は、「いただいた絵本は国際交流の礎になる。地域の子どもたちだけでなく、海外から金沢に来ていて自分の国の絵本を読みたいという子どももいるのでとても役立っている」と謝意を表した。
同館には「世界の絵本コーナー」が設けられており、114の国と地域(93言語)の絵本約6000冊が置かれている。定期的に外国人ボランティアらが読み聞かせも行っており、子どもらに好評だという。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿