2015/09/02

【小町見学会】女性も活躍! 小学生ら40人が建設中の巨大トンネルを歩いて学ぶ 大和川線シールド現場

日本建設業連合会は8月28日、堺市内で「けんせつ小町活躍現場見学会」を開いた。小学生とその保護者ら約40人が、阪神高速大和川線シールド工事の現場(施工=鹿島・飛島建設JV)を訪れた。写真はレーザー計測に挑戦する様子。

 主催者あいさつに立った日建連の竹島克朗常務執行役は「建設業は男性中心の仕事と思われるかもしれないが、実は数多くの女性が活躍できる職場だ。この参加者の中から将来、けんせつ小町が誕生することを願っている。きょうはたくさん学び、楽しんでもらいたい」と述べた。


事務所で事業の目的やシールドトンネルの原理について説明を受けた後、現場見学がスタート。参加者らは直径12mを超えるシールドトンネルの中を歩き、その巨大さに驚いていた。また子どもたちは重機の乗車体験やレーザー距離計を使った計測体験にも挑戦した。
 阪神高速大和川線は、堺市堺区築港八幡町から松原市三宅中までの約9.7㎞を結び、7割をトンネル部が占めている。同工事は堺市堺区遠里小野4から同北区常磐町1までの長さ2㎞(施工距離は往復約4㎞)にわたるシールドトンネル。同JVの岩住知一所長によると、工事の進捗率は約74%で2016年内には掘削を完了させる見通しだという。工期は17年3月末まで。
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