2015/08/01

【三井不動産ら保存会】「日本橋洗い」に1850人参加 道路封鎖し清掃

ことしで45回目を迎える夏の風物詩『名橋「日本橋」橋洗い』が26日、東京都中央区の現地で開かれた。日本橋の美化保存を目的に道路を封鎖し、町内会や地元企業などから約1850人が参加した=写真。三井不動産などが会員企業として参加している名橋「日本橋」保存会(中村胤夫会長)が主催し、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所、日本橋一丁目町会、室町一丁目会、日本橋一の部・六の部連合町会が共催した。

 開会あいさつでは中村会長が、集まった参加者に謝意を述べた後、昨年から始めた日本橋上空の首都高速道路の撤去を求める署名活動について「6月末で32万5000人の署名が集まった。衆議院と参議院に請願手続きをとっている」と報告した。
 続いて各地の名水を「道路元標」に注ぐ「名水合わせ」を実施。再利用水を散水後、ゼネコンやディベロッパー、設備各社の社員や家族、地元関係者らが環境にやさしい洗剤を使い、タワシやデッキブラシで橋の汚れを落とした。
 最後に東京国道事務所の散水車による仕上げ洗浄と、地蔵寺住職による交通・災害安全祈願が行われた。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【復興の力に!】TOTOの社員3名、民間企業から初の職員派遣へ 左から安永さん、松田さん、根元復興大臣、山中さん TOTOの社員3人が目を輝かせ、東北復興の手助けを誓う。2013年10月からスタートした復興庁の復興人材プラットフォーム構築事業に、初めて民間企業から4人の職員派遣が内定。このうち同社からは3人が選ばれた。 派遣されるのは、宮城県女川町の復幸まちづくり女川合同社に松田毅さん、福島県双葉町役場復興推進課に山中啓稔さん、同県川内村商工会に安永文子さん。派遣期間は4月から2年間。2月28日の激励… Read More
  • 【竹中工務店】社章、ロゴを刷新! 新カラーはワインレッド 竹中工務店は、社章と社名ロゴを刷新するほか、ブランドロゴ・コーポレートカラーを策定し、4月1日から導入する。「TAKENAKA」の英文ブランドロゴは、グループ企業や海外現地法人が統一的に使用し、グループの認知度を高めるとともにグローバル経営を加速させたい考えだ。 1918年に制定して79年に改定した社章は、「竹中」の2文字を円形にかたどり「人の和」を象徴している。今回の改定では、伝統を踏まえながらよりシンプルな形に微修正した。「先進性とグル… Read More
  • 【鹿島】廃棄物の最終処分場とは? 建設と処理技術をHPで公開 鹿島は、日常生活や産業活動、災害などで発生する廃棄物の最終処分場を建設する技術と、災害廃棄物の処理技術を紹介する『廃棄物処理と最終処分場』をホームページ(HP)上で公開している。環境にやさしく、安全・安心な最終処分場を建設するための遮水技術、漏水検知・修復技術や浸出水処理施設の解説のほか、長期にわたって周辺環境に影響を及ぼさず安全に利用するための再生、閉鎖、跡地利用に関連する技術も紹介している。 HPは、▽最終処分場の建設▽最終処分場の再生… Read More
  • 【窓学】奥深き窓…メーカーと建築家の共同研究、ミラノサローネへ ミラノ大の中庭に設ける空間体験展示「カレイド・ウィンドウ」(模型) 「窓には、1つの建築では完結できない奥深さがある」。建築家の塚本由晴氏(アトリエ・ワン、東京都新宿区)は、窓メーカーであるYKKAPとの共同研究を通し、窓のもつ力強さを再認識してきた。4月にイタリアのミラノで開かれるデザインの祭典『ミラノサローネ』には、この間の研究成果を出展することも決まった。その根底には、建築家とメーカーの取り組む「窓学」という共通概念がしっかりと息づ… Read More
  • 【復興版】大震災への取組み見やすく 鹿島が専門サイトを立ち上げ 鹿島は、東日本大震災からの復旧・復興工事や除染工事などを紹介する『東日本大震災における鹿島の取組み』をホームページ(HP)上に公開している。既に終了したものを含めた代表的な土木工事など9件を「災害廃棄物処理」「除染対策」「復興事業」に分類した上で、それぞれの概要や採用している技術・工法などを図や写真、動画で分かりやすく紹介している。 同社は、震災直後から復旧・復興工事に従事するとともに、現在も宮城県女川町のまちづくり事業や福島県富岡町の本格… Read More

0 コメント :

コメントを投稿