2017/02/07

【じゅうたく小町】業界超えて「働き続ける」を考える 土木技術者女性の会と意見交換


 じゅうたく小町部会(前田直子部会長)と土木技術者女性の会東日本支部(北原正代支部長)は4日、東京都千代田区の大和ハウス工業東京本社で、異業種交流会を開いた=写真。ハウスメーカーで施工管理などの現場で働く女性技術者と土木業界で働く女性技術者が業界の垣根を越えて、働きやすい職場環境づくりや魅力ある業界を目指して、意見を交わした。

 前田部会長は「(土木技術者女性の会東日本支部に)教えてもらうだけでなく、自分たちから意見を言って、お互いのためになる有意義な会にしたい」と呼び掛けた。
 両団体の紹介やロボットスーツの見学に続いて「子育てや介護をしながら働き続けるには」「モチベーションを保つ・上げるには」などをテーマに活発にグループ討論を行った。
 意見発表では「子育て、介護時期だけでも、専門性は持ちつつも工事から設計に異動するなど、チャンスが会社の中で認められてつくっていければよい」「子育て期間中は、転勤を免除してもらう配慮があってもよい」といった声が寄せられた。
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