森ビルは13日から18日までの6日間、「森ビル都市づくりインターンシップ-『東京を世界一の都市にするための理想の街』を考える」を開いている。約1700人のエントリーがあり、選考を通過した25人が参加している。都市づくりの面白さを体験してもらい、森ビルのファンを増やすのが目的だ。
初日となる13日は東京都港区の六本木ヒルズでVR(仮想現実)や1000分の1の縮尺の都市模型を使ってニューヨークや上海、東京の3都市を比較した。人事部人材開発グループの高野ゆかりさんは学生に向け、「皆さんが立って模型を見下ろすとちょうど鳥の目、座って虫の目、そして潮流で未来を見通す魚の目で都市を観察できます」と説明した=写真。
今後、学生はグループワークで社会の課題を踏まえたまちづくりを検討し、各部署に配属されまちづくりの仕事を体験する。
六本木ヒルズの森美術館でアルバイトとして働く参加学生は、「大型模型が一般公開されたときには一般客が自分の住む街を俯瞰(ふかん)して楽しむ様子に関心を持った。まちづくりの過程を今回のインターンで改めて学びたい」と話した。
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