2017/02/13

【現場見学】岩砕くバイブロハンマー、すごい! 黒川小学生が伊万里港道路桟橋工事で歓声


 若築建設は9日、同社が施工を担当している佐賀県伊万里市の伊万里港(七ツ島地区)道路(仮設桟橋)工事の現場に伊万里市立黒川小学校の4、5年生と教員計40人を招き、現場見学会を開いた。児童は建設が進む仮設桟橋と大型のクレーンを間近に体験し、土木の仕事を学んだ。

 見学会は地域の暮らしをよりよくする建設業に興味を持ってもらうことを目的に実施している。
 当日は、上野素史現場代理人が土木と道路工事について説明し、「皆さんのお父さんやお母さんが一生懸命働いて納めた税金で道路をつくることができる」と語り掛けた。
 その後、現場に入り、工事中の仮設桟橋を見学。大型の建設機械を間近で観察し、光波測定器を使った距離測定を体験した。中でも100tクレーンに取り付けたバイブロハンマーから水を噴射して堅い岩を砕く実演を見て、児童だけでなく引率の先生も「すごい」と驚きの声を上げた。見学を終えた児童たちは「寒い中で工事をするのは大変だと思った」と感想を述べ、現場で働く人の苦労を知った。
 伊万里港(七ツ島地区)道路は企業進出と取扱貨物量の増加に伴う既存道路の交通渋滞解消を目的に九州地方整備局が整備する臨港道路。橋長431mの橋梁で構成し、このうち同社は仮設桟橋を施工している。桟橋は長さ145m。進捗率は事業費ベースで78%。3月24日に完成する予定だ。工事場所は同市黒川町。
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