2017/02/20

【東京都産廃協】土木・造園の廃棄物はどう分別する? 日本工学院に「環境のしごと」出前講座


 東京都産業廃棄物協会(会長・高橋俊美高俊興業会長)は16日、東京都八王子市の日本工学院八王子専門学校で、「環境にやさしいってどういうこと? 環境をしごとにする」と題した出前講座を開いた=写真。講座には同校土木・造園科1年生66人が参加、11の班に分かれ、携帯電話を解体し素材を分別する作業や、土木や造園の現場で発生する廃棄物の分別クイズを通してリサイクルの仕組みを学んだ。

 講座ではまず、産廃業界について説明があった後、実際に携帯電話の解体、分別を行うことで、レアメタルなど金属リサイクルについて知識を得た。
 続いて「環境にやさしい施工管理-庭園をカイタイする」と銘打って、土木、造園の現場で発生する廃棄物の分別作業を行った。学生たちに廃棄物にはリサイクルしやすい資材と、しにくい資材があることを理解してもらい、環境に配慮した施工に対する意識を高めてもらおうというのが狙いだ。
 講座終了後、学生からは「ムダな発注をしないこと、分別をしっかりすることが大切だ」「施工計画段階で廃棄物を減少させるようなことを考えておくべき」などの感想が出された。
 同会では、3月21日午後1時30分から、東京・渋谷の渋谷クロスタワーで「環境ビジネス就職フェア」開催も計画している。
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