2017/02/09

【シンポジウム】五輪後の建設産業を考える 早大の次世代建設産業モデル研

早大理工学術院総合研究所の次世代建設産業モデル研究会(主宰・五十嵐健招聘研究員)は、第6回のシンポジウム「五輪後の建設産業の企業環境と経営戦略を考える-先進事例に学ぶ競争力強化の進め方-」を3月14日に早大西早稲田キャンパス57号館201教室で開く。

 シンポジウムでは、主題解説として五十嵐主宰が「建設産業の長期の市場動向と企業力強化の方策」と題してこれまで研究会などで議論してきた建設企業の経営戦略のあり方について講演するほか、国土交通省土地・建設産業局の平田研建設業課長が「人口減少社会における建設産業の持続的発展を考える」と題して特別講演する。また、五輪後の中長期の事業環境と経営戦略を各社が描くための手がかりとなる先進事例として、プラントアルファの菅伸介社長が「プラントエンジニアリングと国際化-その発展を支えた事業手法」、MCデータプラスの秋山光輝社長が「クラウドビジネスの最新動向と建設産業-情報活用による産業力強化」、日本建設の川上耕司専務管理本部長が「事業特化による効率経営の追求を目指して-企業の再生から発展へ」、濱崎組の濱崎貴司専務高松支店長が「現場力の強化を考える-170人の左官職人を核にした事業拡大」、前田建設の岐部一誠常務執行役員事業戦略本部長が「PFI事業の拡大に向けて-建設と金融の融合を考える」をそれぞれ紹介する。
 開会は午後1時30分。参加費は資料代を含めて3000円。終了後には懇親会(別途会費4000円)も予定。希望者は氏名、所属、電子メールアドレス、懇親会出席の有無を記入の上、申込先(s.sugimoto3@kurenai.waseda.jp)にメールを送信すれば参加証が返信される。定員は200人。
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