2017/02/20

【ロボット】高砂熱学工業が受付業務にPepper導入 AI・IoT活用の見える化実戦に


 高砂熱学工業は、本社ロビーにおける受付補助と来訪者に対する情報提供を目的に、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」を独自に導入、設置した。

 東京都新宿区の本社には1日約200人が来訪し、特に朝と午後の各始業直後の時間帯は混雑する傾向にある。受付補助役を担うPepperを設置することで、円滑な受付対応を実現する。
 16日に設置の様子を見学した大内厚会長兼社長は「このたびのPepperの導入は、4月からスタートする新中期経営計画で掲げたAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)活用の『見える化』の第一歩として考えている」と狙いを語った。
 今後は展示品の説明なども行えるようにし、来訪者とのコミュニケーションをさらに高める予定。また、中央区にある情報発信拠点「グリーン・エア プラザ」での接客など、活用の場を広げていく考えだ。
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