東京都は、オリンピックやパラリンピックの舞台を目指すアスリート雇用を促進するため、2015年度から「アスリート・キャリアサポート事業」を展開している。
その一環として3月1日に、トップアスリートの就業面での受け入れ先となる企業向けセミナーを、東京国際フォーラムD棟ホール5で開催する。参加は無料。今回のセミナーは都内に事業所を有する企業関係者が対象。
日本オリンピック委員会(JOC)がトップアスリートと企業のマッチングを図るために運営しているトップアスリートの就職支援ナビゲーションシステム「アスナビ」の概要説明、三井住友海上火災保険に所属する中村美里さん(リオオリンピック、柔道、銅メダリスト)らのアスリートトーク、企業の採用事例紹介、東京2020年大会に向けた東京都の取り組みなどを紹介する。
アスナビで就職が決定した選手は、大林組の家根谷依里さん(スキー・スノーボードアルペン)、久慈設計の小西あかねさん(アイスホッケー)などを含め2月14日時点で140人に達している。
社会貢献の一環、企業のブランド力強化のためにも、アスリートを積極的に受け入れてみてはどうかという。
セミナーに関する問い合わせは、東京都スポーツ文化事業団競技力向上事業担当・電話03-5413-7557。
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