2017/02/20

【宅配受け取りOK!】戸建て住宅用の大型宅配ボックス開発 ナスタと日本郵便・大和ハウス


 宅配ポスト大手のナスタは、日本郵便・大和ハウス工業と協力し、戸建て住宅用に、無人で大型メール便や宅配便が受け取り・発送できる大型宅配ボックスを開発し、販売開始する。大和ハウスの分譲戸建て住宅のほか、自社ブランドの戸建て住宅にも設置し、普及を目指す。

 ネットショッピングの利用の増加を背景に、郵便受けに入らない大型郵便物の再配達によるドライバーの負担が、社会問題化した。ナスタは2014年にAmazonと協力して大型郵便物に対応したポストを開発し、集合住宅で多く採用されている。
 今回の戸建て用ポストは、門柱型の縦長のタイプと、小壁のような横広のタイプの2種類で、一番上が表札とインターフォン、中間が大型メール便対応ポスト、下が大型の宅配物が入る宅配ボックスになっている。暗証番号を配送業者に通知し、自宅まで荷物を取りに来てもらうこともできる。日本郵便のみならず、他の宅配業者も利用できる。
 ナスタは初年度に1万台の販売を見込む。ほかにも既築住宅のリノベーション用ポストや、冷蔵の必要な食品の配達に対応したポストも、コンビニエンスストアと連携して、開発を進めている。
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