古郡建設(埼玉県深谷市、古郡栄一社長)は担い手育成の一環として、埼玉県立熊谷工業高校土木科の生徒を招き、同社が施工する国土交通省利根川上流河川事務所発注の「H28須加築堤工事」で現場見学会を開いた。同工事は国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)の1つの柱となるICT(情報通信技術)活用工事で、生徒は現場で実際に使用する最新技術を体験した。
現場をわかりやすく紹介 |
見学会には利根川上流河川事務所川俣出張所の永井一郎所長らが出席した。古郡建設には同校の出身者が多数入社し、活躍している。同工事の渡辺文昭作業所長もOBで、見学会の中で、最新技術などを生徒に分かりやすく説明した。同じくOBで入社1年目で同工事に従事する須永光さん(19歳)は若者目線で現場のいろいろな取り組みを紹介し、「できあがっていく達成感と、いろんな人に出会える仕事だ」と生徒に現場で働く手応えを語った。
職員対象の体験・試乗 |
この後、埼玉測機社、イマギイレらが協力し、ICT関連技術として、ワンマン測量やマシンコントロールバックホウなどを紹介し、生徒に体験してもらった。
利根川上流河川事務所の職員を対象に、ワンマン測量とマシンコントロールバックホウの体験・試乗も行われた。
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