関東地方整備局は24日、「女性技術者の登用を促すモデル工事」の試行を初適用した御前山環境整備工事の見学会を茨城県城里町の完成現場で開いた。整備局の企画部や河川部、常陸河川国道事務所の職員を始め、茨城県建設業協会(岡部英男会長)、現場に隣接する道の駅「かつら」の谷津安男駅長らが参加した。終了後、桂公民館(同町)で意見交換会も開いた。
冒頭、企画部の浅古勝久技術開発調整官は、「今回の現場は本当にきれいに管理され、丁寧に施工していただいた。今後も誰もが働きやすい現場づくりをしていきたい」とあいさつした。
同工事は那珂川右岸の「かつら地区」(同町御前山)で親水護岸や管理用通路(散策路)を詳細設計付きで整備した。2014年度に高橋建設工業(水戸市)が施工した。
女性技術者の高橋順子同社社長は、出来形・品質管理の担当技術者を務めた。設計段階で自生樹木の存置、顔料を5%混ぜて落ち着いた色合いにした護岸ブロックの採用を提案し、施工段階では現場の整理整頓、休憩所前への庇設置、自身手作りの造花による装飾など作業環境を向上させた。女性用のトイレや更衣室も設置するなど、働きやすい環境も整備した。
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冒頭、企画部の浅古勝久技術開発調整官は、「今回の現場は本当にきれいに管理され、丁寧に施工していただいた。今後も誰もが働きやすい現場づくりをしていきたい」とあいさつした。
同工事は那珂川右岸の「かつら地区」(同町御前山)で親水護岸や管理用通路(散策路)を詳細設計付きで整備した。2014年度に高橋建設工業(水戸市)が施工した。
高橋順子 高橋建設工業社長 |
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