7月1日付で経理課長に就いた。建設業振興基金にとって16年ぶりの女性管理職とあって、女性の活躍推進の観点からも大きな注目が集まるが、「プレッシャーは感じるが、プレッシャーばかりを感じていてはよくない。緊張感を持ちながら、きっちりこなしていきたい」と職責を全うすることに集中している。
「(昇進の話をもらったときは)自分の中にそういう道があると思っていなかった」と驚きの方が大きかったとか。「職業人としては良くないことだが、(管理職に就くという)意識では働いてこなかった」と笑う。「自分にできるのか不安に思ったが、ほかにも女性職員がいる。ここで道を閉ざしてしまっては」と考えた。
モットーは「やるべきことをきちんとやる」「男性が気づかない部分に女性の目線で気づけたり、それが業務にとってプラスになることもきっとあるはず。後輩たちが続いてきてくれるように頑張りたい」と力を込める。
建設との出会いは、幼いころに母親に連れて行ってもらった住宅展示場。「最初に就職したのは住宅メーカー」と語るように、自然に建設産業の道に進んだ。基金での勤続年数は22年。小学1年生と4年生の2児の母として仕事と家庭の両立に忙しい毎日だ。
『息子さんが建設業に進むと言ったら』という問いかけに「もちろん反対しない。これからも建設業に従事する人の待遇が改善していくことを望む」と即答。その表情は、技能労働者の処遇改善に力を入れる建設業振興基金の“顔”になっていた。
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「(昇進の話をもらったときは)自分の中にそういう道があると思っていなかった」と驚きの方が大きかったとか。「職業人としては良くないことだが、(管理職に就くという)意識では働いてこなかった」と笑う。「自分にできるのか不安に思ったが、ほかにも女性職員がいる。ここで道を閉ざしてしまっては」と考えた。
モットーは「やるべきことをきちんとやる」「男性が気づかない部分に女性の目線で気づけたり、それが業務にとってプラスになることもきっとあるはず。後輩たちが続いてきてくれるように頑張りたい」と力を込める。
建設との出会いは、幼いころに母親に連れて行ってもらった住宅展示場。「最初に就職したのは住宅メーカー」と語るように、自然に建設産業の道に進んだ。基金での勤続年数は22年。小学1年生と4年生の2児の母として仕事と家庭の両立に忙しい毎日だ。
『息子さんが建設業に進むと言ったら』という問いかけに「もちろん反対しない。これからも建設業に従事する人の待遇が改善していくことを望む」と即答。その表情は、技能労働者の処遇改善に力を入れる建設業振興基金の“顔”になっていた。
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