都市再生機構(UR)西日本支社と京都女子大学は3日、京都市東山区の同大学で「京都女子大学×UR 洛西ニュータウン団地リノベーションプロジェクト」の設計コンペ発表会を開いた=写真。同大学家政学部生活造形学科の井上えり子准教授の指導のもと、学生らが26作品を発表した。17日に当選作を決定し、施工プランの作成、調整、工事に入る。11月末に住戸を完成させ、2016年2月から居住者の募集を開始する。
冒頭、井上准教授が「準備は大変だったと思うが、1チームも脱落せず発表会を迎えることができた。リラックスして作品の良いところをアピールして」と激励した。続いて学生が1作品3分のプレゼンテーションを行い、5分間の質疑応答では都市機構の職員から素材やイメージについて質問を受け、熱心に答えていた。
昭和50年代に洛西ニュータウン団地(西京区)で供給された洛西新林北(1981年管理開始・502戸)と洛西竹の里(83年管理開始・570戸)の2団地を対象とした住戸リノベーションで、それぞれの団地で2作品ずつ選定し、計4戸を作品どおりに改修する。若い女性の視点と学生ならではの自由な発想を取り入れ、若い世代にも受け入れられる団地づくりを目指す。
プロジェクトは発足3年目を迎え、13年度は設計コンペの応募19作品から8作品を選定し住居リノベーションを実施。14年度は6作品の一部仕様や部材を変更し、12戸が完成した。学生らの提案モデルは好評を博している。
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井上えり子准教授 |
昭和50年代に洛西ニュータウン団地(西京区)で供給された洛西新林北(1981年管理開始・502戸)と洛西竹の里(83年管理開始・570戸)の2団地を対象とした住戸リノベーションで、それぞれの団地で2作品ずつ選定し、計4戸を作品どおりに改修する。若い女性の視点と学生ならではの自由な発想を取り入れ、若い世代にも受け入れられる団地づくりを目指す。
プロジェクトは発足3年目を迎え、13年度は設計コンペの応募19作品から8作品を選定し住居リノベーションを実施。14年度は6作品の一部仕様や部材を変更し、12戸が完成した。学生らの提案モデルは好評を博している。
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